昼にお酒を飲んでいたら「母親の自覚はあるの!?」義母から説教! → その時、娘がスカッと一言!

お酒にはコミュニケーションを円滑にする効果があると言われていますが、母親がお酒を飲むことを快く思わない人もいるようです。今回は、知人から聞いたお酒にまつわるエピソードをご紹介します。

飲酒を義母から叱られた

義実家に集まり、昼食会を開催したときのこと。A子が義父からビールをすすめられて飲んでいたら、義母から「昼間からお酒を飲むなんて! 母親の自覚はあるの!?」と叱られてしまいました。
A子はお酒が強く、結婚後は義実家での集まりでお酒を楽しむこともありましたが、義母はお酒が飲めない体質。義母は以前から「女が男に混ざってお酒を飲むなんて」と、A子が飲酒することを快く思っていませんでした。

もちろん、A子は妊娠してからは断酒をしていました。
娘が小学生になった頃に、お酒を解禁。お酒には強かったA子は、気分が明るくなる程度にお酒を飲んでいました。
ようやくお酒を楽しめるようになったと思っていたところで、義母に「母親失格」と責められてしまったのです。

義妹も参戦

義母のお説教に、義妹が参戦してきました。「子どもが急病になって病院に行くときはどうするの? お酒を飲んだら車に乗れないじゃない。ありえないわ!」と、義母に同調したのです。

ちなみに、義妹もお酒が飲めない体質です。義母と義妹の強烈タッグに、義父も夫もタジタジ。
A子は「母親はお酒を一滴も飲んじゃいけないの?」と言いたい気持ちもありましたが、義母たちの強い叱責にひるんでしまい、反論の言葉を飲み込みました。

母を救った娘の言葉

A子を救ったのは、娘の無邪気な一言でした。
母が責められる様子を見たA子の娘は、「お父さんは飲んでいいのに、お母さんはダメなの? なんで?」と不思議そうな顔で義母に尋ねたのです。
さらに「病院にはタクシーで行けばいいじゃん」と発言し、義妹を黙らせました。

義母は「女の人が昼から酔っ払うのはみっともないことなのよ」と娘に説明しましたが、娘は「お父さんのほうがお酒臭いし、顔も真っ赤でみっともないよ」と反論。正論をぶつけたのです。

子どもの指摘に撃沈

義母と義妹は女だけ飲酒NGの理由を説明できず、撃沈。ついでに夫も巻き添えを食らってしまいました。
娘の世代は男女平等の意識が高まっているため、義母や義妹の言葉に疑問を抱いた様子。確かに飲みすぎることはよくないかもしれませんが、子どもの素朴な疑問で、A子は救われたのです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子

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