金谷拓実が大会初の連覇へ首位発進 ボギースタートから6バーディ

大会初の連覇なるか(撮影/高藪望)

◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 初日(6日)◇宍戸ヒルズCC西コース(茨城)◇7430yd(パー71)◇晴れ(観衆2559人)

ボギーなしの「64」でスタートした昨年に比べれば、ちょっと物足りないかもしれない。それでも6バーディ、1ボギー「66」で回り、金谷拓実が大会連覇に向けて今季初めての首位発進を決めた。

今季初の首位発進(撮影/高藪望)

「出だしがつまずいた中で、しっかり建て直していいプレーができた」とこの日のボギーは3パットをたたいた1番ホールの一つだけ。前半はフェアウェイキープが2ホールにとどまったが、その後はボギーを打つことなく3バーディを奪った。

パッティングも徐々に合ってきた(撮影/高藪望)

後半はボギーなしの3バーディで回って「66」でホールアウト。「後半はショットも少しずつチャンスが増えてきたので、いいプレーができました」と、最終18番は残り185ydの2打目をピンに絡めてバーディフィニッシュ。5アンダーまで伸ばして首位グループに食い込んだ。

連覇となれば大会史上初。「日本」タイトルの連覇は過去16人が達成している。「たくさんバーディを獲って、優勝を目指してあと54ホールをやるだけ」と表情を引き締めた。(茨城県笠間市/谷口愛純)

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