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〝打てる捕手〟復活の兆しが見えてきたか。巨人・大城卓三捕手(31)が6日のロッテ戦(東京ドーム)に「7番・捕手」で先発出場。4月29日のヤクルト戦以来となる先発マスクをかぶり、今季1号の先制3ランを放った。
待ちに待った一発だ。2回に5番・坂本が四球を選び、6番の立岡が右前打でつなぎ、大城卓は一死一、二塁の場面で第1打席を迎えた。ゆったりとしたフォームでバットを構えると、相手先発・西野の2球目、高めの144キロ直球を捉え、G党が待つ右翼席に大きなアーチを描いた。
先発した井上を助ける先制3ラン。本塁を踏んでベンチに帰ると「ヨッシャー!」と叫びながら仲間たちと喜びを分かち合った。大城卓は「チャンスでしたし、良い流れを持ってきたかったので浮いた球が来たら積極的にいこうと思っていました。最高です」と語った。
これだけでは終わらない。4回の2打席目には二死二塁で中前適時打を放ち4点目をもぎ取った。
前夜には9回に代打で出場し、二死三塁でフルカウントから適時二塁打を放ちチームを後押しした。選手会長がこの調子で鋭い一打を打ち続け、〝打てる捕手〟としての存在感を示すことができるか注目だ。