最愛の婚約者を奪われたヒステリック女が報復!その犠牲になったのは… 『肝臓を奪われた妻』

6月4日深夜に日本テレビ 火曜プラチナイト枠「ドラマDEEP」『肝臓を奪われた妻』の第10話が放送された。

北山優香(伊原六花)は中村光星(桐山漣)と結婚。ただ、それは優香から母・聖子(櫻井淳子)への肝臓移植が目的で、移植後、離婚に追いやられた優香は中村家の思惑を知り、復しゅうを決意。優香の計画通り光星の妹・弘子(加藤千尋)は婚約破棄を言い渡され、光星自身も離婚。その後、優香の前に現れた光星は、まさかの再プロポーズを申し出る。

光星は、息子・結人(近江晃成)が自分の子であると主張し、結人のためにも再婚を持ちかける。優香は、結人の人生と復しゅうの完遂との間に心が揺らいでいた。

また、優香に思いを寄せる小栗健(戸塚純貴)は、光星を訪ね、優香に近づかないように伝えるが、そんな小栗を光星は一蹴。

思いを抑え切れない小栗が、優香の前に現れ「好きです!」と何度もストレートにその熱い思いを伝えると、涙を見せる優香であったが、その愛情を振り払うかのようにその場を後にした。小栗を“恐竜キャンディのおじちゃん”と呼び一緒に遊ぼうとする結人を思わず優香が怒鳴りつける場面も見られたが、視聴者もネット上で「優香ちゃんと結ばれてほしい」と小栗を後押し。

そんな中、優香に誘惑され一夜を共にした井川賢三(田村健太郎)は、優香に連絡を試みるも、無視され続けていた。優香を思い続ける賢三の元に、ある時、光星が雇った探偵(飯田基祐)が接触し「“因果応報”ってあるじゃないですか…」と不敵な笑みを浮かべた。

突如、賢三は優香の働く花屋を訪問。復しゅうが目的で賢三と関係を持った優香は「“お付き合いする”とかいった覚えないです」と突き放す。落胆する賢三であったが、そんな賢三の元婚約者・弘子はその光景を憎悪の感情で眺めていた。当初、財産・名声目当てで交際していたはずの賢三に対し、傲慢(ごうまん)な態度をとっていた弘子は、破談後、賢三のことが本当に忘れられなくなっていた。賢三を奪った優香への怒りに身を任せ暴れる弘子は、手に取ったデッキブラシを振り下ろす。

怒りの一撃は、優香…ではなく、身を挺(てい)して優香を守った小栗を襲った…弘子の行動にSNS上でも「なんでこんなヒステリックになれるんだろう」と呆(あき)れ気味。

次回、第11話、自分のせいで大切な人たちを傷つけてしまったと絶望する優香は、このままだと最愛の息子・結人も傷つけてしまうと危惧し、ある決断を下す。

※桐山漣さんの「漣」は、しんにょうの点はひとつ

『肝臓を奪われた妻』日本テレビ 火曜プラチナイト枠「ドラマDEEP」
毎週火曜 深夜24時24分〜24時54分放送
【TVer】
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写真提供:(C)日テレ

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