地域に支えられ5周年 平安・ふれあい食堂 横浜市鶴見区

乾杯してお祝いする参加者たち

平安町の子ども食堂「平安・ふれあい食堂」が開催5周年を迎え、5月29日に平安町第二会館で記念感謝祭が開かれた。

平安町町会が2019年から実施してきた同食堂。コロナ禍で食事を提供できないなど難しい時期もあったが、試行錯誤の末、現在は毎週水曜日に持ち帰り用にカレーを提供。子どもたちや地域住民から「水曜日はカレーの日」と楽しみにされるほど親しまれている。

感謝祭では初のサンドイッチパーティーを開催。子どもたちや地域住民ら約50人が参加し、じゃんけん大会やお菓子のプレゼントなどが行われ、乾杯しながら5周年をお祝いした。

また、当日は日頃から同食堂に食材などを提供しているフードバンクかながわや横浜鶴見北ロータリークラブなど6団体に感謝状も贈呈。子どもたちが作文を読み上げ、感謝の気持ちを伝えた。

同食堂代表の河西英彦さんは「5周年の節目をみんなでお祝いできてよかった。企業や団体、そして地域の多くの方々のご協力のおかげで食堂を運営できていることに感謝し、子どもたちのためにも今後も続けていきたい」と語った。

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