林道の「のり面修繕工事」現場で崩落 3人の作業員がけが 作業中に山が崩れて落石があったと通報【続報】=静岡市葵区

6月6日昼前、静岡市葵区の林道で落石があり、作業員3人がけがをしました。のり面の工事をしていたところ、もろくなった岩盤などが崩れてきたとみられています。

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<清水英之カメラマン>
「静岡市葵区梅ヶ島。安倍峠に向かう林道です。崖が崩れていて道路を寸断しています」

JR静岡駅から45キロほど離れた梅ヶ島の山中。6日午前11時40分頃、静岡市葵区梅ヶ島の林道で「作業中に山が崩れて落石があった」と作業員から消防に連絡がありました。

工事を発注した静岡市や警察によりますと、作業員3人がけがをしました。いずれもベトナム国籍の男性3人で、意識はあり、命に別状はないということです。3人のうち1人は頭がい骨にひびが入るなどの重傷です。

落石が起きた現場では、災害復旧のための、のり面の修繕工事が行われていたということです。作業員が地上から7メートルあたりで、ロープに吊られながら金網を設置する作業をしていたところ、法面上部からもろくなった岩盤や土砂などが落ちてきたと見られています。警察が事故の詳しい原因を調べています。

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