![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1171570269303521897/origin_1.jpg)
小川航基(NEC)が不屈の闘志で猛アピールだ。
日本代表は6月6日、北中米ワールドカップのアジア2次予選で、ミャンマー代表と敵地ヤンゴンで対戦。5-0で圧勝し、力の差を見せつけた。
1トップで先発した小川は、2-0で迎えた75分に相馬勇紀(カーザ・ピア)のクロスに得意のヘッドで合わせ、2019年のE-1選手権以来、実に4年ぶりのゴール。待ちわびた一発で勢いに乗ると、83分にもこぼれ球に反応し、左足でチーム4点目を叩き込んでみせた。
【動画】“持ってる”ぞ!小川航基の鮮烈2発
この活躍を受け、元日本代表FWの李忠成氏がXで反応。それ以前には「橋岡の位置が少し高くなって右からの攻撃が増えそう。しかし中村のキレ絶好調だな。キュンキュンすぎる」などとコメントしていたなか、やはり興奮気味にこう綴った。
「今夜の1番の収穫は小川が持ってたって事だ。能力あっても持ってなければゴールは来ない。すばら」(原文ママ)
同じストライカーとして、感じ入るものがあったようだ。
現在26歳の小川は、東京五輪世代のエースとして、同世代のトップランナーとして、大きな期待を背負ってプロキャリアをスタートさせるも、思うように結果を残せず。結局、東京五輪の舞台に立つことさえ叶わなかった。
それでも悔しさを糧に、今季からプレーするオランダリーグで11ゴールをマーク。そして今回の2発と、特大のインパクトを放ち、キャリアを輝かせている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部