ウイルス削除名目、電子マネー130万円被害 郡山の60代男性

 5日午後、郡山市の60代男性から「ウイルス削除の名目で電子マネーを購入し、番号を教えた」と郡山署に届け出があった。男性は電子マネー計130万円分をだまし取られており、同署は「なりすまし詐欺」事件とみて調べている。

 同署によると、同日午前に男性がパソコンでインターネットを使用中、突然操作できなくなった。画面に表示された連絡先に電話すると、ソフトウエア会社の職員を名乗る男から「トロイの木馬に感染した。ウイルス削除のためにサポート費用を支払ってもらう必要がある」と言われ、市内の複数のコンビニで電子マネーを購入し、番号を教えた。

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