【6月道端の雑草】可愛い顔して「臆病」ではなく実は図太いんです!「アカバナユウゲショウ」とは?

6月の空き地に、ピンク色の可愛いお花が群生していましたよ!この植物について、プチっとまとめてご紹介させていただきますね!

■この植物は「アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)」です。

アカバナユウゲショウは南米から北米南部原産の多年草で、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。明治時代に鑑賞用として導入され、現在は、道端や空き地などに自生する帰化植物です。撮影時期は、6月の第一週目、朝9時頃です。

■5月から9月にかけて長期間花を咲かせる強い植物のアカバナユウゲショウは「マツヨイグサ属」です

アカバナユウゲショウは、コンクリートの隙間でも育つことができる強健な雑草!

マツヨイグサ属の花には、白または薄ピンク系統の「ツキミソウ」、黄花系統の「マツヨイグサ」、そして赤花系統の「ユウゲショウ」があります。

■こちらは今年、別の場所で撮影した「ヒルザキツキミソウ」です

アカバナユウゲショウと比較すると、こちらの方がかなり大きいですよ!大きさは違いますが、とても似ていますよねー!

ヒルザキツキミソウも、とても素敵~!うっとりしちゃいます♪

■アカバナユウゲショウの英名は「バラ色のマツヨイグサ」

■花は非常に可愛らしく、目を引きます♪

上部の葉腋に1cmほどの淡紅色の4弁花を咲かせます。花の色はピンクで、花弁は丸く、赤い筋が入っているのが特徴です。中心は黄緑色で、雄しべが8本、雌しべは先が4本に分かれた十字形になっています。

濃い桃色のようなカラーで、とても可愛い色なんです!

■花も葉も素敵です!

草丈は20~60cmで、茎は基部でよく分枝します。葉は互生し、広披針形で3~5cmの葉身を持ち、縁には波打つ浅い鋸歯があります。葉は互い違いに生える互生で、長さは3~5cmあり、ふちがギザギザと浅く波打つ楕円形です。

雑草らしくないですよ!何度見ても可愛いです♪

■アカバナユウゲショウの花言葉は「臆病」です

「臆病」という花言葉がついていますが、もっと可愛い花にぴったりな、花言葉もつけてあげて欲しかったかな。

■実は、強健すぎて厄介な植物とも言われています

アカバナユウゲショウの根はひげ根で、主根がなく細い根が多数あります。さらに、太い地下茎を持つことがあり、これを地中に広げてどんどん繁殖します。

花は可愛いのですが、駆除しようと思ったら、この地下茎を完全に取り除くのは非常に難しく、畑や空き地で繁殖すると厄介な存在になるそうですよ!

可愛い顔して「臆病」ではなく、実は、図太い雑草さんです!

空き地の道路傍側でたくさん群生していて、朝から豊かな気持ちにさせてくれる雑草さんでした!

とても可愛いお花を咲かせますので、散歩の際など、探されてみてはいかがでしょうか?

こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。

暮らしニスタ/ハッピー(小寺 洋子)さん

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