ドジャースが11得点でパイレーツ下す 大谷は6打数1安打

【ドジャース11-7パイレーツ】@PNCパーク

日本時間6月7日、ドジャースが11得点を挙げる大勝で、パイレーツ3連戦のスウィープを免れた。ドジャースは初回、3番フレディ・フリーマンの8号3ランを含めて4点を先制。その後、一時は同点に追いつかれたが、5回に1番ムーキー・ベッツの10号3ランなどで6点を追加して一気に突き放した。ドジャースの2番手マイケル・グローブに3勝目(2敗)が付き、パイレーツ先発ベイリー・フォルターに3敗目(3勝)が付いた。「2番・DH」でスタメン出場した大谷翔平は6打数1安打3三振に終わった。

ドジャースは初回、単打で出塁したベッツと大谷をフリーマンが本塁打で返し、さらに6番ミゲル・ロハスのタイムリーで4点を先制する幸先良い立ち上がり。しかし、ドジャース先発ウォーカー・ビューラーは2回にエラー絡みで1点を失うと、パイレーツは3回にも5番エドワード・オリバレスの犠牲フライ、6番ニック・ゴンザレスの4号2ランで4対4の同点に追いついた。流れはパイレーツに傾いたかに見えたが、ドジャースは5回に4番テオスカー・ヘルナンデスの13号ソロ、7番キケ・ヘルナンデスのタイムリー二塁打、そして1番ベッツの10号3ランが飛び出して6得点。さらに6回にもロハスのタイムリー二塁打で11点目を挙げ、試合の大勢は決した。

パイレーツは8回に4番オニール・クルーズの特大3ランで追い上げたが、反撃及ばず。11対7で3連戦の最終戦を落とした。ただ、ジャレッド・ジョーンズとポール・スキーンズという期待の剛腕ルーキーコンビがドジャース打線を抑え、シリーズを勝ち越したのはパイレーツにとって大きな結果だった。パイレーツは依然、借金を抱えているが、このシリーズを終えてワイルドカード圏内まで1.5ゲーム差に詰め寄ることができた(試合終了時)。

大谷翔平は第1打席にチャンスを拡大するライト前ヒットを記録。しかし、その後の第2・3打席は左腕フォルターのスライダーに連続で空振り三振、第4打席はセカンドゴロ、第5打席も空振り三振、第6打席はファーストゴロに倒れた。6打数1安打3三振という結果で、打率は.318、OPSは.973にそれぞれ数字を落としている。

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