「目指せ！日本一楽しいごみ拾い！」を信条に、２００５年から海や街の清掃活動を行ってきたＮＰＯ法人海さくら（古澤純一郎理事長）の２００回目となるごみ拾いが１日、片瀬東浜で開かれた。市内外から訪れた約６００人がごみ袋やトングを手にイベントを楽しんだ。
ごみ拾いは元々、古澤さんが「江の島の海をきれいにしたい」と１人でスタート。本格的に取り組むため、05年に団体を立ち上げ、以来イベントとして継続してきた。清掃活動に終始せず、タレントや現役力士をゲストに招き「イベント化」するのが特徴で、今では４００人ほどが参加する。
この日はラジオの公開放送も行われ、ステージに上がった古澤さんは「活動は19年目になるが、全然きれいになっていない。海のごみの７、８割は川や街からやってくる。そのことを多くの人に知ってほしい」と呼び掛けた。
この日は藤沢出身でロックバンド「プリンセスプリンセス」元メンバーの富田京子さんらによるライブも行われ、イベントに花を添えた。
