スマホみながら、イヤホンつけながら 危険な自転車の「ながら運転」を取り締まり 1時間半で24件の警告

「危険な自転車」を指導する取り締まりが福岡市で実施されました。

携帯電話を見ながら、イヤホンをつけながら、いわゆる「ながら運転」など1時間半で行った警告は24件に上っています。

福岡市の西区役所前の交差点では、午前7時半から約1時間にわたって警察による自転車の指導取り締まりが実施されました。

その結果、車道の右側を通行する「通行区分違反」が10件、「信号無視」が8件、「イヤホンを付けての運転」が4件、「携帯を見ながらの運転」が2件確認され、違反者にそれぞれ指導警告票が渡されました。

福岡県警西警察署 中村博樹交通課長「一時停止を守っていただかない場合に事故が発生したり、交差点における事故防止のために基本的な交通ルールを守っていただきたいと思っています」

福岡県内では今年1月から4月までの間、自転車事故が988件起きていて交通事故全体の約15パーセントを占めています。

7日は、市の職員などが自転車の交通ルールに関するチラシを配りヘルメットの着用を呼びかけました。

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