坂本勇人は「マジで天才」 “激ムズ打球”に俊敏反応…超美技に「ほんとに35歳か」

巨人・坂本勇人【写真:小林靖】

坂本は三塁線のゴロをキャッチ…素早く一塁に送球してアウトに

■巨人 7ー4 ロッテ(6日・東京ドーム)

巨人・坂本勇人内野手が6日のロッテ戦(東京ドーム)で見せた美技が話題になっている。三塁線の打球を逆シングルでさばくと、素早く一塁に送球してアウトにした。「余裕でさばいているのがたまらん」「ほんとに35歳か」とファンは声をあげている。

3回1死で友杉が放った三塁線の強いゴロ。坂本は逆シングルで捕球すると、すぐさま体勢を立て直して一塁へ送球した。ワンバウンドで一塁・岡本和のミットに収まりアウト。東京ドームがどよめきに包まれた。

昨年途中まで長らく巨人の遊撃手として活躍し、ゴールデングラブ賞を5度受賞。今季は開幕から三塁を務め、変わらぬ守備を見せている。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、守備全般での貢献を示す「UZR」で、三塁手でリーグ断トツの6.4をマークしている(6日時点)。打撃でもこの日1安打。落合博満を抜く通算2372安打を記録した。

「DAZN」が美技動画を投稿すると、ファンは歓喜。「さすがだ」「神のプレー」「上手すぎる!」「動き速すぎ」「クールすぎる」「素早さがエグい」「マジで天才」「普通に坂本サードでGGじゃね?」とコメントが寄せられている。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。

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