【虎に翼】「花岡」岩田剛典まさかの金曜ラストの〝セリフ死〟 ネット「このザワツキを持って週末を過ごせと?」

花岡を演じた岩田剛典

7日のNHK連続テレビ小説「虎に翼」で、寅子(伊藤沙莉)との再会が放送されて間もない明律大同窓生の東京地裁判事・花岡(岩田剛典)の死が語られた。

ドラマのラスト。外出から司法省に戻った寅子は職場の沈うつな空気に包まれる。わけを尋ねると、大学同窓の小橋(名村辰)から「花岡が死んだ」と驚きの言葉が返ってきた。寅子と花岡はかつて、ひそかに思いを寄せ合う関係にあったが、花岡の佐賀地裁赴任で別離。家庭を持った花岡は東京地裁に転任し、寅子と久々に対面していた。

唐突に語られた、「ナレ死」でもない「セリフ死」。死の状況も何も説明されないまま放送は終わった。衝撃だけ残った視聴者、花岡ファンは週明けの10日月曜を待つしかない。「まさかの花岡サマの訃報で迎える週末」「来週まで持ち越しなのかこの気持ち」「このザワツキを持って週末を過ごせと?」とX(旧ツイッター)ではもどかしさを訴える声が噴出した。

終戦間もない時代。花岡のモデルとなった実在の判事は、闇市の違法取引によるコメを拒んで栄養失調から死に至ったことで知られる。ドラマでもその暗示が見られたとはいえ、最期は詳しく知りたいに違いない。

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