米サイトがMLB球団60試合の通信簿発表 ドジャースは大谷翔平ら補強が評価されA-

大谷翔平とグータッチするドジャースのロバーツ監督(ロイター=USA TODAY Sports)

米スポーツサイトのブリーチャーリポートは6日(日本時間7日)に「MLB2024年シーズン、60試合を消化した球団別の通信簿」というタイトルの特集記事を掲載し、ヤンキースが最高成績となるA+、オリオールズはA、一方、ロッキーズ、エンゼルス、マーリンズはFで、ホワイトソックスは救いようのない最低成績のF-となった。

ドジャースはオフに大谷翔平投手(29)らにおよそ12億ドルの投資を行ったことを「期待通り」と評価しA-となったが、「何が悪いのか」というポイントとして「山本由伸投手(25)とグラスノーに続く先発投手に安定感が必要」と指摘した。

カブスはチーム成績がいまひとつなところからC評価となったが、「何が良いのか」というポイントとして「今永昇太投手(30)、アサド、タイヨンの先発投手が合わせて32試合の先発で防御率2・47、175回を投げわずか158安打しか打たれていないこと」が挙がった。

レッドソックスはC-。「何が悪いのか」として指摘されたのは、大リーグ全体トップの44失策という守備と、「ディバース以外の攻撃陣は当たり外れが激しい」と、安定感のない打線。左手親指の付け根を痛め負傷者リストに入っている吉田正尚外野手(30)は間もなく戦列復帰かと報じられているが、チームの起爆剤となれるか、期待がかかる。

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