サッカー中国代表が12年ぶりW杯2次予選敗退危機 ファン怒り心頭「この程度の実力で恥ずかしい」

タイ代表に苦戦した中国代表(ロイター)

中国のサッカーファンが、同国代表のふがいない戦いぶりに怒り心頭だ。

韓国、タイ、シンガポールと同じ北中米W杯アジア2次予選C組の中国は、最終予選進出圏内の同組2位につけている。しかし、ホーム開催となった6日の2次予選タイ戦に1―1で引き分けてしまい、最終予選進出確定は、2次予選最後のアウェー韓国戦(11日)に持ち越しとなってしまった。

中国は韓国戦に敗れ、タイがシンガポールに勝利すると、12年ぶりとなる2次予選敗退の可能性がある。相手関係的に、タイの逆転突破の可能性も十分とも言える状況だけに、韓国メディア「スポーツ京郷」によると、中国のファンがネット上に「この程度の実力で恥ずかしい」「なぜ2次予選で脱落を心配しなければならないのか」「いったい私たちのサッカーはなぜ発展しないのか」などと怒りをぶちまけているという。

2026年W杯のアジア枠は8・5。にもかかわらず最終予選進出すら逃してしまうようなことがあれば、さらなる中国サッカーの衰退を招いてしまいそうだ。

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