【インタビュー】ACIDMAN、ジャズやプログレを行き交う新曲の革新度と二面性「“白と黒”だからこそカラフルな曲にしたかった」

ACIDMANが5月10日、新曲「白と黒」を配信リリースした。同楽曲はテレビ東京開局60周年ドラマ8『テレビ東京 × WOWOW共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官 Season1』の主題歌として書き下ろされたものだ。テーマは“表と裏” “善と悪”という誰しもが抱える二面性にある。

“静と動”を巧みに同居させるバンドサウンドはACIDMANならではのもの。特筆すべきは、SOIL&“PIMP”SESSIONSのタブゾンビ率いるブラス隊によるダークでアダルトなトーン、さらにはジャズテイストをふんだんに盛り込んだセクションや、キング・クリムゾンを彷彿とさせるプログレッシヴなアプローチにもある。一見、斬新な混成と思えるこれらはしかし、二面性というテーマを持つ「白と黒」にとって自然な流れだったという。結果楽曲は、白と黒をイメージさせながらも色彩豊かなものに仕上がった。

BARKSは映画『ゴールデンカムイ』主題歌「輝けるもの」のヒットがACIDMANにもたらした影響をはじめ、現在開催中のツアー<ゴールデンセットリスト>の手応え、新曲「白と黒」に込められた現在進行系の彼らについて、大木伸夫(Vo, G)にじっくりと話を訊いた。

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■「白と黒」は間奏がキモですね■自分でもよくできたなと思います

──<ACIDMAN LIVE TOUR“ゴールデンセットリスト”>が5月10日のを皮切りにスタートしましたが、手応えはどうですか?

大木:まだ序盤ですけど、いい感じですね。今回のツアーは昔の曲だったり、これまであまりライブでやっていないレア曲が多いので、自分たち自身も楽しみながらやれています。

──シングル「輝けるもの」リリース後(2024年1月)まで遡ってうかがいますが、2月6日にはTOKYO DOME CITY HALLで発売記念ライブがありました。こちらはスペシャルライブになりましたね。

大木:楽しかったですね。お客さんの前で初めて「輝けるもの」を演奏するという緊張感があったし、映画『ゴールデンカムイ』の久保茂昭監督がこの日のために特別映像を作ってくれたんです。それに、ゲストとして、友人であり『ゴールデンカムイ』出演者の玉木(宏)くんが駆けつけてくれたり。おめでたい1日になったな、やってよかったなと思いました。

──「輝けるもの」はに「キーが高くて大変」という話もありましたが、新たにツアーがスタートして演奏も重ねて、改めてどんな曲だと思いますか?

大木:ライブや音楽番組の収録もあったので、たくさん練習して歌いこなせるようになっているんですけど、実際、ライブですごく風圧のようなものを感じる曲なんです。イントロが始まった瞬間に強い風がブワーっと吹いてきて、それに吹き飛ばされそうになる感じを受けながらプレイしています。

──民放の音楽番組への出演は各方面からの反響も大きかったのでは?

大木:TBS系の音楽番組『CDTV ライブ! ライブ!』に出演したとき、Twitter(現X)で“ACIDMAN”というワードが日本のトレンド3位になったらしくて。僕はSNSをやってないから、実感はないんですけど、どうやらすごいことなんですよね。いろいろな方々が反応してくれた結果だと思います。

──長年追いかけてきたファンの方々にとっても、ACIDMANの民放音楽番組出演はレアで喜ばしいことであり、その興奮があってのトレンド入りだったんでしょうね。

大木:僕ら自身が思っている以上に、あまりテレビには出ない寡黙なバンドだと思われているようで。ただ、テレビ露出に対して積極的ではなかったというだけで、断っているわけでもないし、全然嫌いでもないですから。なので、皆さんがいい反応をしてくれたのは嬉しかったですし、出演時も演出や照明にすごく凝ってくれて、番組サイドの僕らに対する愛も感じました。

──今後、また音楽番組への出演も?

大木:もちろんです。ただ、やっぱりライブでお客さんを目の前にやるほうが何百倍も健全だな、ということは思いました。テレビって誤解を招きやすい面もあると思っているんです。たった一回の出演でトレンドになるかもしれないし、まったくならないかもしれない。その割にすごく労力が高かったりもする。すごく危ないことだなって思うからこそ、今回はいいヒリヒリ感を味わいましたけど。

──番組内のわずか1曲、数分間だけでバンドを伝えるわけですしね。

大木:伝わるわけがないですからね、1曲で。

──さらに、テレビ朝日系音楽番組『EIGHT-JAM』出演は演奏ではなく、『あの大ヒット曲の作り方とは!?』をテーマにしたトークでした。

大木:こちらのほうが楽でしたね、僕としては(笑)。

──「輝けるもの」を通じて、いろんな方々にACIDMANというバンドを知ってもらっているなかで、最新曲「白と黒」がリリースされました。今回は、テレビ東京×WOWOW共同製作連続ドラマ『ダブルチート 偽りの警官 Season1』主題歌として書き下ろされた楽曲ですね。制作はどんなふうに進んでいきましたか?

大木:曲自体は数年前から1コーラス分だけあったんです。“いい曲だけど、どんな世界観にしようかな”って頭の中に置いていた状態で。今回のドラマ主題歌の話をいただいたときに、先方のオファーとしては最初、“「FREE STAR」(6thアルバム『LIFE』収録)みたいな静かで切ないメロディとポップなサウンドで”という感じのオーダーがあったんです。ただ、まず台本を読ませていただいたんですけど、詐欺師の話だったりもするから、もう少しダークな部分をみせるというか、そういう雰囲気が合いそうだなと思って。そのときに、ストックの中の曲が合うだろうなと直感して、言葉を乗せてみたり。“これはドラマに合うな”って僕が勝手に思っただけなんですが、その曲をもって先方にプレゼンさせてもらったんです。

──バンドからの提案だったんですね。

大木:最初、監督は不安そうでしたけどね、僕がまずプレゼンから入ったので(笑)。「皆さんの要望とは違うかもしれませんが、僕はこっちじゃないかなと思うので、屈託のない意見をください」って。そのプレゼンを聞いて、“そうなのか?”って最初は険しい表情だった皆さんも、曲を聴いてもらったら一気に表情が晴れやかになって。「むしろこっちのほうがいいです」と言っていただけたという。ホッとした瞬間でしたね、よかったなって。

──大木さんが温めていた1コーラス分には歌詞も乗っていたんですか?

大木:ストックの時にはサビの部分だけ少しありました。そこは、完成形でもほとんど変わってないです。この題材にすごく合うストーリーでもあったので。台本を読み進めていくと、ただのエンターテインメントではなく、主人公・多家良さんの切なさみたいなものが根底に流れているから、その部分も曲に乗せていこうという感じでしたね。

──ドラマ制作サイドからの好評を得て、楽曲制作が本格化したという?

大木:先方OKが出たので、そこから全体の展開を作っていきました。ドラマのストーリーに寄せながら、もちろん僕のアイデンティティも入れながら、言葉を紡いでいった感じです。

──サウンド的な手がかりみたいなものはありましたか?

大木:ジャズはかじってる程度ですけど、間奏はジャズ風なものから一気にプログレッシヴなものにしたいなと思って。キング・クリムゾンの「21st Century Schizoid Man」の感じをいつかやりたいなと思っていたので、それがこの曲に合うだろうって。

──「21st Century Schizoid Man」っていうテーマもあってブラスを導入しているんですか?

大木:ブラスに関してクリムゾンは関係なく、イントロのテーマ部分とかサビのメインフレーズにブラスが入ってくるイメージはずっとあったんです。で、間奏はギターフレーズで作っていたんですけど、“間奏の最後にブラスとのユニゾンリフがハマったら、さらにクリムゾンだな”と思って…まあ自分のなかでの話ですけど、ワクワクしながら作ってました。

──確かに、間奏パートは曲がドラスティックに変わっていく感じがあって印象深いです。

大木:間奏がキモですね。自分でもよくできたなと思います。ドラマ同様、主題歌も裏切っていくというか。ヒリヒリとしたダーティな部分とかワイルドな部分が間奏で表現できたら、というイメージはありましたね。

■善と悪をはっきりさせちゃいけない■悩んでいるひとりの人間の目線で書いた

──「白と黒」の曲展開は、まずDメロ始まりで、イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→イントロ→Aメロ→ジャジーな間奏1〜プログレッシヴな間奏2→Dメロ→サビという構成ですよね。

大木:この曲でOKが出たときに、ドラマ制作サイドからひとつだけオーダーいただいたのが、「切ない部分がほしいです」ということだったんですね。曲冒頭は歌(Dメロ)から始めることで、切ない雰囲気を追加したという構成ですね。そこはオーダーに応える形で。ただそれだけではつまらないから、いろいろ曲を展開させたいなということで。

──いわゆるイントロ→Aメロ→Bメロ→サビを繰り返すようなJ-POPの定型とは異なる展開です。

大木:もちろんそういう曲構成もACIDMANの曲にはたくさんあるんですけど、今回の展開は間奏も含めて気に入っていますね。自分の中では自然な流れであり、フックを効かせることもできたという。

──ちなみに、Bメロが一度しか出てこないですよね。実は、「灰色の街」もBメロが一度しか出てこないんですけど、その際のにも「自然な流れ」とおっしゃってました。

大木:ああ、そうですね。この曲ではもう一回Bメロは聴きたくないというか、2番Aメロの後に新しい刺激がほしかったので。とは言っても、やっぱり自分では流れるように自然に作っています。

──なるほど。「灰色の街」もそうですが、一度しか出てこないから逆に印象付くというふうにも受け止めましたが。

大木:今回は、いろいろな要素が目まぐるしく展開することがアレンジ的な目標のひとつで。そのために、いろいろな要素を入れたかったから、一回わかりやすく1番サビまで行った後は、2番Aメロの次に間奏へ行ったりとか、その間奏も最初のジャジーなギターパートを後半でさらにぶっ壊したい感じがあったり、最後はユニゾンになったり。そういう意味でもプログレッシヴですよね。

──この曲にジャジーなイメージを印象付けているのが、Bメロと間奏前半部分です。

大木:なんちゃってジャズですけどね。僕の頭の中にあるイメージをメンバーに伝えて形にしたとき、「ここはスイングしてくれ」とメンバーに提案したんですけど、実は最初、少し普通に感じちゃったんですよ。ところが、こうして楽曲を俯瞰してみると、このアレンジで正解だったと思いましたね。おっしゃるとおり、全体を通して見たときに、Bメロと間奏前半部分がわかりやすくしている。

──「ここはスイングしてくれ」とかのキーワードをベースの佐藤さんやドラムの浦山さんに伝えて、それぞれがそれぞれのパートを構築していったんでしょうか? 大木さんのギターソロはもちろん、ベースのランニングフレーズやドラムの4ビートといったジャジーな要素が曲の中に緩急を生み出しているというか。

大木:ジャジーなギターソロに関しては、結構前から温めていたフレーズで。ベースは確かに「ランニングフレーズを弾いて」って言ったんですけど、「ランニングってどんなだったっけ?」という反応でした(笑)。この曲に関してはレコーディングまであまり時間がなかったこともあって、俺の言う通りにやってくれという感じで、細かく指導していましたね。だから彼らもレコーディングまではあまり理解しないまま挑んでいたと思います。どういう曲なんだろうって、探り探り(笑)。ただ、ジャズはメンバーみんなが通っているというか、好きだと思いますよ。僕も基本的に家ではほとんどジャズとポストクラシックしか聴いていないので。ジャズってずっと昔からとんでもないクオリティじゃないですか、あの時代からテクニックとしても半端ない。だからそれを聴くのは楽しいんです。

──大木さんのギターコードというかテンションの入れ方は普通のロックとは違うところがあります。

大木:最初にバンドを始めた高校生くらいの頃から、ジャズで覚えたものをロックやパンクで鳴らしてるから。結構みんなから「7thって何?」「その指どうやってるの?」って聞かれることも多かったりして。当時は誰もやってなかったんですよね、そういうバンドもあまりいなかったので。今や、それもデフォルトくらいになってみんな使っていますけどね。

──ジャズやプログレという言葉もありましたが、大木さん自身にこの曲のサウンド的なテーマとして、その2つはあったんでしょうか。お話を聞いているとジャズやプログレを意識して作ったという限定的なものではなさそうです。

大木:そう。ジャズではないし、かといってプログレということでもないですね。ドラマの雰囲気…とは言っても曲を作っている段階では映像を見れていないので、どういう空気感になるのかわからなかったんですけど、ちょっと怪しさの漂う、ダークな世界観がいいだろうなと思ってました。でも暗すぎると重くなりすぎてしまう。台本を読むとポップなところもあったし。ポップであり、でもちょっと怪しげな感じで作りました。だから、ジャンルありきではないんです。僕の勝手な印象ですけど、詐欺師が詐欺をするときってジャズが合うなとか。トランペットの怪しい感じが合うし、SOIL&“PIMP”SESSIONSは格好からして、そういう怪しさみたいなものが出ているから、“絶対これはタブ(ゾンビ)君に吹いてもらおう”と思ったんです。

──なるほど。曲としていろいろ展開したかったということですが、それを1つの曲として成立させてしまうACIDMANのバンドとしての懐の深さがあってこそですね。では、さらに内容についても聞いていこうと思いますが、今回の「白と黒」というタイトルは、主題歌のオーダーをもらった際にキーワード的にあったものですか。

大木:例えば“クロサギ”“シロサギ”じゃないですけど、詐欺師と言ったら“白と黒”でしょっていう考えで。シンプルにわかりやすくしたいなというのはありました。

──ただ“白と黒”では割り切れないものがあるというのが、ACIDMANがずっと描いてきたテーマでもあります。今回、「白と黒」を書くにあたって、書き方や表現として気をつけたことはありますか?

大木:そこはあまりなかったんですけど、善と悪をはっきりさせちゃいけないとは思っていました。ドラマもそうですけど、何が善で何が悪かは、目線によって変わってしまうから。主人公自身、僕自身も、善と悪というものがはっきりしていない、という感じはありました。正義のつもりで書いていないし、悪のつもりでも書かないようにしようと。あくまで、ひとりの悩んでいる人間の目線で書いたもので。

■昔なら自分のやりたいことを大事にしていたかも■でも今なら、誰かのための仕事にやりがいがある

──普段から、白と黒、善と悪、と判断させないようにということは意識しますか?

大木:僕はそういうアイデンティティで生きています。だから変な言い方かもしれないですけど、すべてをあまり信じないようにしているというか。報道や誰かの意見とかもそうですけど、賛成が多ければ多いほど怪しいと思っていて。本当にそうなのかな?って探求する性格なんですよね。何が正しくて何が悪いかは、なるべくジャッジしないように。何が起きているか、という現象だけをとにかく探していきたいタイプですね。

──誰かの白が、誰かにとっては黒かもしれないという。

大木:わかりやすいのは戦争ですよね。両面を冷静に見ないと大衆としては流されてしまう。そこは自分の軸を持たないといけないと思っています。

──今は切り取りによるニュースなども問題になりますし。

大木:それにフェイク動画とかもあるから、何が本当かなんてわからなくなってきてしまった。自分の心に忠実であるということが、一番ブレないでいられることのかなと。

──そして、白と黒という色のほか、「輝けるもの」同様にこの曲にも“金色”というワードが出てきます。

大木:今のツアーが<ゴールデンセットリスト>だからというわけではなく。もちろん、少しはそういう気持ちもあったと思うんだけど。色を扱うときの憧れの色って、僕は金色なんです。一口に金と言っても、鉱物としての金というよりは、夕暮れの黄金色だったり、神々しく天国に降り注いでるような金色だったり、レインボーの世界のひとつだったり。そこに包まれているカラフルな世界観みたいなものが、憧れの色のひとつなので。この曲も白と黒というテーマのなかで、金色を目指しているというか、すべてを肯定してくれるような色でもありたいという感じですね。“白と黒”だからこそカラフルな曲にしたかった。

──ACIDMANでは透明も含め、たくさんの色が象徴的に歌詞に出てきますよね。

大木:そういうものが好きですね。僕はボキャブラリーを特に増やそうとも思っていなくて。金色が浮かんだら金色を使うし、イメージとしてそれでしかないんです。例えば、“これは前に使った表現だからやめよう”って考えると、作品が嘘臭くなっちゃうし、それは芸術としても違うと思う。自分の中にあるものだったら、それを書くしかないという、ある種の諦めに似た覚悟があるので。思えば、“黄金色”という言葉は「赤橙」(2000年)のときから始まっているんですよ。ずっとそこに憧れがあるんです。その金色が示すものが、夕陽なのか朝日なのか、天国なのか違う星の世界なのか。それぞれだけど、金色の光が降り注いで、そこで少年たちが笑っていて、世界が幸福で満たされている。そういう桃源郷のようなものが、僕にはいつも明確にあるんです。それはもしかしたら死後の世界の可能性もありますけど。そこをずっと描きたいと思っているんです。

──今、すでにドラマも進んでいますが、実際に映像と音楽とが合わさってみての感触はどうですか?

大木:放送された映像を見て、結果的に自分でもすごくハマったなと思っています。毎回ドラマで少しずつ使われる曲の場所が違ったりして。ときにはサビだったり、ときには間奏部分だったり、工夫して使っていただけているのもすごく面白いですね。

──確かにドラマで主題歌の間奏パートが流れることってあまりないですよね。

大木:ドラマ制作スタッフにも喜んでいただけたし、「編集しがいがあります」と言っていただけたりしたので。ドラマ制作の士気を上げる一役を担えたことも嬉しいし、取ってつけたような主題歌じゃないって、やっぱりやりがいを感じますね。相乗効果としてその作品を彩ることができてよかったなと思っています。

──映画『ゴールデンカムイ』に続き、テレビドラマでも作品と寄り添いつつ、相乗効果で盛り上がるという、いい仕事が続いていますね。

大木:ありがたいですね、こういう機会をいただけることが。昔だったら、こうしてオファーがあっても自分のやりたいことを大事にしていたかもしれない。でも今なら、その作品のために一肌脱ぎたいと思えてくるというか。誰かのために、何かのためにする仕事は、とてもやりがいがあります。

──ドラマプロデューサーので、「学生時代に「赤橙」を聴きながら通学していた日々を思い出して、今回の主題歌はACIDMANがピッタリでオファーをした」というものがありました。こうして学生時代に聴いていた人たちが、今クリエイターとなって、ACIDMANと一緒に仕事をしたいと思っていたり。また音楽番組に出れば思った以上の人がそれに興奮してくれたり、このタイミングで新たにバンドの存在を知る人も増えたりというのは、じっくりと自分たちの音楽を紡いできた確かさを感じる瞬間ですね。

大木:まずファンの方々が喜んでくれていることが、すごく嬉しいです。潜在的なACIDMANファンってかなり多いらしく。隠れキリシタンじゃないけど、隠れACIDMANファンがたくさんいるようでして(笑)。隠れる必要はないんですけどね(笑)。やっぱりロック村でできた野菜ってあまり広く世の中に流通はしなくて。でも、美味しいんですよ、ロック村の野菜は。それが世に流通したときに、例えばアイドル村だったり、ダンス村だったり、お笑い村だったりの人たちからも、「美味しい」と言ってもらえる。こういう主題歌とかで注目されたときに改めて、そういう効果が出ると思うんです。私たちが美味しいと思っていたものが、ほかの人たちも美味しいと思ってくれるってことを共有できる。それに対してファンの方が、「誇らしい」と言ってくれるのもまた嬉しいですね。

取材・文◎吉羽さおり
撮影◎TOYO

新曲「白と黒」

2024年5月10日(金) 0時配信開始
配信リンク:https://acidman.lnk.to/blackwhitePR
テレビ東京開局60周年ドラマ8『テレビ東京×WOWOW共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官 Season1』主題歌

【テレビ東京開局60周年 ドラマ8『テレビ東京×WOWOW共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官 Season1』】
▼テレビ放送
放送局:テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
放送日程:2024年4月26日スタート 毎週金曜 夜8時~8時54分
※初回放送は15分拡大
▼「TVer」でリアルタイム配信
https://tver.jp/
▶広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP・TVer)にて見逃し配信
https://video.tv-tokyo.co.jp/
※Season2 放送・配信:WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて
※2024年6月29日放送・配信スタート 毎週土曜夜10時

主演:向井理
出演:内田理央、荒川良々、結木滉星、上川周作、松本若菜、橋本じゅん、梶原善、伊藤淳史
脚本:吉田康弘、丸茂周、いとう菜のは
監督:河野圭太(共同テレビ)、都築淳一(共同テレビ)、下向英輝
音楽:諸橋邦行
主題歌:ACIDMAN「白と黒」(ユニバーサル ミュージック)
チーフプロデューサー:濱谷晃一(テレビ東京)、堤口敬太(WOWOW)
プロデューサー:木下真梨子(テレビ東京)、本間かなみ(テレビ東京)、小髙史織(WOWOW)、元村次宏(東通企画)、藤田結衣(東通企画)
製作:テレビ東京、WOWOW
制作協力:株式会社東通企画
公式HP:https://www.doublecheat.com/
公式X(Twitter)/Instagram:@tx_wowow

©テレビ東京 WOWOW

■全国ホールツアー<ACIDMAN LIVE TOUR “ゴールデンセットリスト”>

5月10日(金) 京都・ロームシアター京都 メインホール
5月19日(日) 北海道・道新ホール
5月30日(木) 埼玉・ウェスタ川越 大ホール
6月16日(日) 石川・金沢市文化ホール
6月28日(金) 愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
7月12日(金) 宮城・トークネットホール仙台 (仙台市民会館)
7月19日(金) 岡山・岡山芸術創造劇場 ハレノワ 中劇場
8月11日(日) 東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
8月16日(金) 福岡・ももちパレス

■<This is ACIDMAN>

▼2024年
10月30日(水) 神奈川・ KT Zepp Yokohama
※詳細後日発表

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