8日の本番を前にチャグチャグ馬コ撮影会 華やかな衣装をまとった馬コ登場 岩手・滝沢市

8日は華やかな装束を身に着けた馬が街なかを練り歩く岩手の初夏の風物詩・チャグチャグ馬コです。滝沢市では恒例の馬コの撮影会が開かれました。

(記者リポート)
「あすの本番を前に行われた撮影会。乗り手の子も、馬も、そしてカメラマンも気合は十分なようです」

滝沢市の鬼越蒼前神社には華やかな装束を身にまとった10頭の馬コが集まりました。撮影会は写真愛好家たちに撮影の機会を提供しようと毎年本番の前日に開かれています。7日はくもり空でしたが、かすかに見える岩手山と、手前に水田が広がる絶好の撮影ポイントでは、多くの人がしきりにシャッターを切っていました。

(観光客)
「初めて来た。祖母が行きたいと言っていて、旅行で来た」

(観光客)
「岩手出身なんです。駅前に行くのを昔よく見た。孫がカメラを持つようになったので行ってみようとなった」

前日の盛り上がりに関係者は8日の本番にも大きな期待を抱いています。

(南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会・菊地和夫会長)
「きらびやかな装束も、装束に付いている鈴、耳で聞く、目で見る、両方で楽しんでもらえれば」

8日のチャグチャグ馬コは61頭の馬が午前9時半に滝沢市の鬼越蒼前神社を出発し、青山町と材木町での休憩をはさみながら約14キロの道のりを歩きます。ゴールとなる盛岡八幡宮には午後1時55分に到着する予定です。2023年は過去最多の22万3000人が訪れたイベントは今年も多くの人でにぎわいそうです。

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