オフの補強ベスト3に日本人2人がランクイン!史上最高額の山本由伸は14位も「これからはもっと良い日が待っているだろう」と米メディア期待!

米大手スポーツメディア『FOX Sports』は日本時間6月7日、MLBの昨シーズンオフの移籍、加入によるアップグレードのランキングを発表した。トップ3にロサンゼルス・エンジェルスからロサンゼルス・ドジャースに移籍した大谷翔平とシカゴ・カブスに加入した今永昇太がランクインするなど、日本人選手が上々の評価を受けた。

シーズンの3分の1の日程が過ぎた現在の活躍から、最も報われた新加入選手を30位までランク付けしていく同企画。日本人選手としては14位にドジャースの山本由伸、3位に今永、同率1位に大谷と3人がランクインした。

1位は今季MVPレースで両リーグの筆頭候補に数えられているフアン・ソト(ニューヨーク・ヤンキース)と大谷が同率となった。記事では各選手についての評価も掲載されており、大谷については、「フィールド内外での長期的な価値を考えると、大谷はダイナミックな攻撃力を持ち、今年のMVPを争うDHであり、7億ドルという多額の投資に見合うだけの価値があるはずだ」と1位にふさわしい理由を綴った。

今季歴史的なスタートダッシュを切った今永はソト、大谷に次ぐ3位を獲得。「カブスは、過去2試合でつまずくまで防御率0.84だった今永に4年5300万ドル(約82億円)を投じたことに興奮しているに違いない。防御率は4位、奪三振と与四球の比率は全先発投手の中で7位にランクインしている」と評価された。

また、14位にランクインした山本については、「史上最高額のピッチャーには大きな期待が寄せられる。まだサイ・ヤング賞やNPB最高の投手には見えていないが、11試合に先発して防御率2.67という驚異的な成績を残しており、適応能力を証明している。これからはもっと良い日が待っているだろう」と現時点ではこの順位に落ち着いたものの、さらなる活躍をするだろうとの評価をした。

ランキング上位は以下。

1 フアン・ソト(ヤンキース)
1 大谷翔平(ドジャース)
3 今永昇太(カブス)
4 セス・ルーゴ(ロイヤルズ)
5 ジュリクソン・プロファー(パドレス)
6 クリス・セール(ブレーブス)
7 レイナルド・ロペス(ブレーブス)
8 タイラー・グラスノー(ドジャース)
9 ディラン・シース(パドレス)
10 アーロン・ノラ(フィリーズ)
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14 山本由伸(ドジャース)

構成●THE DIGEST編集部

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