大竹まこと 国会シュークリーム合戦に疑念「ハマコーさんが『金を配ってたのは、俺だ』と」

大竹まこと

お笑いタレントの大竹まことが7日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」に出演。国会における〝シュークリームお礼合戦〟について言及した。

毎日新聞によると日本維新の会は6日、立憲民主党など野党の国会内の部屋にシュークリームを差し入れしたという。政治資金規正法改正を巡り、採決日程が混乱したことへの謝意だそう。5日には岸田文雄首相が自民、公明両党に届けており、国会内で「お礼合戦」の様相を呈している。

このニュースに大竹は「俺たちは今、こんなこと言って『シュークリームがどうの』って笑いながら言ってるけど、昔はもしこういうことがあったら金だったんじゃねえの?」と推測。「生活活動費とか政策活動費とか政党助成金とかわかんないけど、今回の規制の改正案のことで、本当は裏で金が飛び交ってたら笑うけどさ」と皮肉った。

ジャーナリストの青木理氏は、官房機密費を巡って自民党政権で国政選挙の陣中見舞いに充てられたとする匿名の元官房長官証言を中国新聞が報じた件に触れ「僕はかつて、官房長官経験者とか、その周辺の人たちに取材した時に、何に使ってるか?と言ったら一番多いのが一つはメディア対策。それからもう一つは野党対策。おっしゃる通り、こういうふうに協力してくれた時とかに野党の国対の人なんかにお金をバンと渡すみたいなことに使ってたとか、飲み食いとか」と明かした。

大竹も「昔、ハマコー(浜田幸一)さんが『TVタックル』の時に言ってたけど、『金を配ってたのは、俺だ』と。それで何かの時に、細かいことは忘れちゃったけど、座布団の下に100万ずつ全部置いてきたんだと。そしたら終わってみたら全部100万なくなってたっていうこといってたから。やっぱり、だからそういうことのために使ってたのかな」と証言。

青木氏は「そういうことに使っていたっていうことだし、ひょっとすると今でも使っているのかもしれないと考えれば、それはそういう媚薬を嗅がされたんじゃないの?っていうふうに考えちゃう」と指摘した。

大竹も「シュークリームの底に何か入ってたんじゃないの?」と邪推していた。

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