スマホで盗撮繰り返し、気づいた女性が町に通報 20代男性職員を懲戒停職6カ月 湧水町

 鹿児島県湧水町の20代男性職員が2023年6月中旬、町内の公共施設で女性を盗撮し、町から停職6カ月の懲戒処分を受けたことが7日までに分かった。処分は5月30日付。

 町によると、女性が気づき町に知らせた。男性職員は複数回にわたって同じ女性をスマートフォンで盗撮していたことを認めた。県不安防止条例違反の罪で、加治木簡裁から3月29日付で罰金20万円の略式命令を受け、即日納付した。

 池上滝一町長は「極めて遺憾であり、被害女性に深くおわび申し上げる。このような事案が二度と起こらぬよう、改めて町職員に綱紀粛正と法令順守の徹底を図る」とコメントした。

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