「親子で田植え体験」が6月1日、厚木市七沢の広沢寺近くの田んぼで実施された。森の里食育推進プロジェクト主催。
「七沢の里山で素足で田んぼに入り、手で苗を植え、米作りを体験しよう」と、親子での参加を呼び掛けたところ、当日は26家族・72人が参加。スタッフ20人を含め100人近いイベントとなった。
子どもたちは、田植えだけでなく、「美味しいお米を作る秘訣」や「田んぼの水がどこから来るのか」などを学んだほか、田んぼに生息する珍しい動物や昆虫、植物などにも興味津々のようすだった。
田植えは、午前9時過ぎから始まり11時前まで行われた。一斉に田んぼに入ると、水と泥の感覚に子どもたちからは歓声が上がり、その後も歩を進めるたびに声が出るなど、賑やかなシーンが見られた。
終了後、「楽しかった」という声が聞かれた一方、水生生物の方に夢中になった子もいたよう。親からは「子どもとなかなかできない体験ができ、触れ合うこともできたのでよかった」と、笑顔で話していた。
主催者は、「お天気もよく、無事開催できてよかった」と話した。
秋には稲刈り体験も行われる。