![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1171389505002848983/origin_1.jpg)
フォレストヒルズ三保団地で5月31日、同団地の住民同士の交流の場となる「なごみサロン」が初開催された。参加者は「初めて会話をした人もいたが、今後あいさつを交わせる関係性が築ければ」と話した。
「なごみサロン」は、フォレストヒルズ三保自治会と、同自治会の老人会(すこやかクラブ)らが協力する形で初開催を迎えた。同自治会の沖山陽彦会長によると、当初は高齢者の居場所づくりを目的としていたが「高齢者以外にも子育て中の主婦をはじめとする全住民に間口を広げて実施してみてはどうか」という話になったという。
初開催のなごみサロンには19人が参加。住民同士が趣味や健康の話題などに花を咲かせていた。
当日会場内には、血圧や血中酸素濃度を測れる健康自己チェックコーナーやボウリングコーナーを設置。ボウリングではペットボトルをピンに見立てて参加者が何本倒せるかを競った。上位者には野菜を進呈。この日のボウリングコーナーではすこやかクラブ会長でもある三浦康彰さんが1位に。三浦さんは「今回サロンで会って初めて会話をした人もいたけれど楽しんでいる。今後あいさつを交わせるような関係性になればと思う」と話した。
沖山会長は「団地は戸建て住宅と違い多くの住民が一緒に暮らしているが、家に閉じこもらずに互いに知り合わなければもったいない。特に高齢者は単身になると1日誰とも会話をしない日もあるという話も聞く。会話をしたり頼れる人がいれば日々の生活が変わると思う。サロンを通じて多世代が交流を深めることが目標」と思いを語る。
今後は毎月最終金曜日に継続して開催。健康体操や参加者による趣味の紹介などを取り入れる予定だという。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1171389533603824151/origin_1.jpg)