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福井県福井市の特産「金福すいか」の出荷が6月中旬ごろから本格化するのを前に、福井市の産直ECサイト「ふくいさん」で予約の受け付けが始まった。昨年、後継品種に切り替わった新金福すいかは、黄色の皮に糖度が平均13度前後ある小玉スイカ。市の担当者は「種がなくすっきりとした甘さが魅力。見た目も美しく贈答用としてもお薦め」と話している。
本年度の金福すいかは農家ら28戸が生産。収穫は7月下旬まで続き、7千個の販売を目指していく。
市園芸センターによると昨年度は果実下部が割れる「尻割れ」が発生。販売個数1万個を目標としていたものの、6千個ほどに留まった。農家によって被害にばらつきがあり、昨年秋から栽培試験に取り組むなど原因究明を図ってきた。
⇒産直ECサイトふくいさんで「金福すいか」予約する
果実が肥大する段階での急激な吸水が要因の一つと考えられることから、生産者には注意を促しているという。同センターの担当者は「昨年度は尻割れの影響で生産量が少なかった。今年のすいかは今のところ順調に生育している」と話していた。
ふくいさんでは1.7キロほどのMサイズを予約販売。7月中旬までを予定しているが生産状況によって早期に終わる可能性がある。送料・税込みで3800円。