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スペインサッカー連盟は6月7日、来月15日に開幕するEURO2024に臨むスペイン代表の登録メンバー26人を発表した。
事前リストの29人から、DFパウ・クバルシ(バルセロナ)、MFマルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリー)、MFアレイシ・ガルシア(ジローナ)の3人が外れる結果となった。
とりわけ話題となっているのが、クバルシの選外だ。17歳の超逸材はなぜ落選したのか。
スペインメディア『OK DIARIO』は「クバルシがスペイン代表としてEUROに出場しない物議を醸す理由」と題した記事を掲載。EURO2020の後に東京五輪に出場して故障がちとなったペドリの二の舞を避けるため、バルサがEUROとパリ五輪の両方に招集しないように働きかけたのではないかと伝えている。
【画像】スペイン代表のEURO登録メンバー26人
「バルセロナからの継続的なプレッシャーは、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督がクバルシを招集せず、EUROの最終メンバーから外れたことに影響を与えた可能性がある」
他のスペインメディアも、クバルシはEUROではなく、パリ五輪に出場するとの見方で一致している。
そうなると、EUROのメンバー入りをした、ペドリ、フェルミン・ロペス、ラミネ・ヤマルのバルサトリオは、五輪に出場できる年齢ではあるが、パリ行きはないと見ていいだろう。
スペインは、オリンピックに力を入れる傾向にあるとはいえ、クバルシをEUROから外した判断が吉と出るか凶と出るか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部