“無双”シェフラーが今季5勝目へ首位浮上 松山英樹は15位

シェフラーが首位に浮上した(Dylan Buell Getty Images)

◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント 2日目(7日)◇ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)◇7569yd(パー72)

“帝王”ジャック・ニクラスがホストする伝統の一戦は、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが通算9アンダー単独首位に浮上して大会を折り返した。

1打差2位スタートから1イーグル4バーディ、2ボギーの「68」をマーク。ここまで3月「アーノルド・パーマー招待」と「ザ・プレーヤーズ選手権」、4月の「マスターズ」と「RBCヘリテージ」といずれもビッグイベントで4勝。シグニチャーイベント(昇格大会)3勝目で今季5勝に到達すれば、2016-17年シーズンに5勝を挙げたジャスティン・トーマス以来となる。

初日首位のアダム・ハドウィン(カナダ)は「72」と伸ばせず、6アンダー2位に後退。同順位に並んだ前年覇者のビクトル・ホブラン(ノルウェー)は、1999年から3連覇したタイガー・ウッズ以来の大会連覇が懸かる。

この日のベストスコア「67」を出したクリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ)とキーガン・ブラッドリーが5アンダー4位。ルドビグ・オーベリ(スウェーデン)が4アンダー6位で続いた。

世界ランク2位のザンダー・シャウフェレ、同3位のロリー・マキロイ(北アイルランド)、トニー・フィナウが3アンダー8位。

2014年に当地でPGAツアー初優勝を飾っている松山英樹は6バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「70」でプレー。トータル1アンダーで初日35位から15位にポジションを上げて週末を迎える。

今週は昇格大会でも予選カットを実施。世界ランク4位のウィンダム・クラークは5オーバー53位、大会2勝のパトリック・カントレーは7オーバー63位、リッキー・ファウラーは14オーバー73位の最下位で予選落ちとなった。

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