巨人・ヘルナンデス、守備で記録に残らないミス 野村弘樹氏「うまい選手だったら…」

● 巨人 0 - 2 オリックス ○
<1回戦・東京ドーム>

7日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-オリックス』で解説を務めた野村弘樹氏が、巨人のセンター・ヘルナンデスの守備について言及した。

ヘルナンデスは記録に残らないミスが目立った。0-0の初回一死走者なしで西野真弘が放ったセンターへの打球を目測を誤り、三塁打にしてしまう。野村氏は「はっきりいってヘルナンデスの判断ミスでしょうね。じっとしていればセンターライナーだったんですけど、前に出てきてしまいましたよね。これは完全なミスですね」とチクリ。この三塁打から西川龍馬に先制の適時打を浴びた。

ヘルナンデスは3回にも太田椋のフェンス直撃の打球にクッション処理をもたつき三塁打にしてしまう。野村氏は「ちょっと守備がね、今のも待っていればツーベースで収まったと思う。ミスではないんですけど、ミスかな。三塁打まで行かなくても済んだかなという守備に見えましたね。もう1つ抑えられたところはありますよね」と指摘した。

さらに4回には頓宮裕真のセンター前に落ちる安打にも野村氏は「1歩目、2歩目が遅いですよ。一瞬、固まっていましたからね。ヘルナンデスのところに微妙な打球が飛んでいるのでね、うまい選手だったら今のも捕っているだろうなと」と振り返った。

バットで存在感を見せてきたヘルナンデスだが、この日は守りで拙い守備が目立った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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