サッカー=ドイツ、ユーロ前最後の試合で逆転勝利 イングランドは黒星

[メンヘングラッドバッハ(ドイツ)/ロンドン 7日 ロイター] - サッカーの国際親善試合が7日に各地で行われ、2024年欧州選手権(ユーロ)開催国のドイツが本番前の最終戦でギリシャに2─1と逆転勝利した。

前半はミスが目立って低調だったドイツは先制点を許して折り返したが、後半10分にカイ・ハバーツが同点ゴールを決め、GKマヌエル・ノイアーの好セーブで失点を免れると、試合終了間際にパスカル・グロスがミドルシュートをたたきこんで競り勝った。

ドイツ代表MFトニ・クロースは「サッカーで前半の内容が悪いというのは付きものだ。ミスが多すぎた。ボールを奪われることが多すぎて、カウンターを受けた。後半はより集中してプレーできたし、良くなった」と振り返った。

イングランドはアイスランドに0─1の敗戦。試合終了後にはホームのイングランドファンからブーイングが起き、紙飛行機がピッチに投げ込まれる場面もあった。

試合後、イングランドのガレス・サウスゲート監督は準備として「理想とはほど遠い」と認め、「内容について失望していることを隠すつもりはないが、同時に冷静でいなければならない。何を修正すべきか理解しているし、それに取り組むつもりだ」と記者団に話した。

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