松本人志が“活動再開”に自信を深めるワケ…「A子さん」「B子さん」の決定情報つかんだとの噂も

松本の自信の根拠はどこに?(C)日刊ゲンダイ

ダウンタウン松本人志(60)は、活動再開を諦めていないどころか、自信を深めているという。

松本の性的トラブルを報じた「週刊文春」発行元の文藝春秋などへの訴訟で、弁論準備手続きが6月5日にオンラインで非公式に行われた。松本側は告発したA子さん、B子さんの氏名、住所、生年月日、電話番号、LINEアカウント、顔写真などの情報を要求していたが、松本の代理人である田代政弘弁護士は、この件について「スルーされた」と話している。

これについて文春側の喜田村洋一弁護士は、第1回口頭弁論後に「そういうことを求めるということはちょっとおかしいんじゃないですか」と疑問を呈していたことから、当然の結果と見られている。

なぜ、松本はA子さん、B子さんの特定にこだわっているのか。

「松本側は、A子さんが文春誌上で『今後、裁判になったとしたら証言台で自分の身に起きたことをきちんと説明したいと考えています』と決意表明しているにもかかわらず、求めに応じないことから、A子さんのことをなりすましではないかと疑っているからのようです」(お笑い関係者)

だが、喜田村弁護士は、女性2人がすでに嫌がらせに遭っていることなども含めて、証人として出廷を求めることはないと話している。

■松本は「同意ない性行為はしていない」と主張

松本は、女性の同意を得ずに性的行為を強制したことは一度もないと主張。そのため、性的行為の強制を訴えるのであれば、まずは被害者とされる女性を特定しないと、その女性が実在するか否かが判断できないとしている。

「第1回口頭弁論後に、A子さん、B子さんの素性がSNSに出回りましたが、吉本興業関係者も水面下でA子さん、B子さんについて調べていて、2人についてある決定的な情報を入手していると聞いています。松本が自信を深めている背景にこうしたことがあるようです」(前出・お笑い関係者)

先月30日、Prime Videoで配信されている松本プロデュースの「HITOSHI MATSUMOTO presents FREEZ」が、ポルトガル最大手テレビ局TVⅠにフォーマット販売されると発表された。

これについて松本は次のようにコメントしている。

「『ドキュメンタル』に続き自分の笑いが世界に拡がっていくことはうれしいです。どんな出来になっているのかとても楽しみです。是非ご覧ください」

次回の8月14日に、文春側から「具体的な主張と証拠をすべて出す」と言う申し入れがあったという。復帰への自信を深めているという松本の思惑通りに事は運ぶのか。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

© 株式会社日刊現代