「絶望の中国サッカーだ」と韓国メディアがばっさり。「最終予選進出すら不透明な状況。タイが大勝すれば3位以下に落ちる可能性がある」

韓国メディア『MKスポーツ』が、中国代表の現状を厳しく批評している。

6月に再開された北中米ワールドカップのアジア2次予選で、グループCの韓国は6日にシンガポールと敵地で対戦し、7-0で圧勝。同組の中国はホームでタイと1-1のドロー。この結果、最終節を残して韓国は勝点13で首位に立ち、中国は同8で2位。タイが3ポイント差で3位につける。

グループの上位2か国が最終予選に進出するなか、MKスポーツは冒頭から「絶望の中国サッカーだ」とばっさり。「アジア大陸の出場権が4.5から8.5と大幅に増えたにもかかわらず、中国の最終予選進出すら不透明な状況だ」と伝える。

現状で中国はタイより優位に立つが、最終節で順位が入れ替わる可能性もある。

「タイが追い上げてきた。最終節で中国が韓国との試合を残す一方、タイはグループC最弱のシンガポールとの試合を控えている。もし中国が韓国に敗れ、タイがシンガポールに勝った場合、勝点8で一緒になり、得失点差で勝負しなければならない状況になる。

現在、中国は得失点差で+1、タイの-2に勝っている。しかし、中国が韓国に大敗し、タイが大勝すれば、得失点差で逆転され3位以下に落ちる可能性がある」

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こうした状況を中国のファン・サポーターも嘆いている。MKスポーツによれば、SNS上では「中国サッカーはアジア3流にも満たない4流だ」「歩いて大陸に戻れ」「14億人口を恥ずかしくさせた代表チームは解散せよ」「韓国に恥をかかされるのは目に見えている」といった声があがっているという。

11日に韓国のソウル・ワールドカップスタジアムに乗り込む中国は、敵地で意地を見せられるか。同日にタイはホームでシンガポールを迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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