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ものづくりの根幹となる技術の一つ「溶接」の技術を競う大会が8日、高松市で開かれています。
技術向上と人材養成のため、香川県と香川県溶接協会が1953年から毎年開いているもので、県内の企業から55人が参加しました。
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種目は、屋外での溶接に用いる「被覆アーク溶接」と屋内向けの溶接法「炭酸ガスアーク半自動溶接」の2つで、鉄板2枚をつなぎ合わせて、「美しさ」と「欠陥のなさ」を競います。
参加者は、電流を調整しながら溶接のトーチを慎重に動かしていました。
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審査委員長の産業技術総合研究所四国センター・大家利彦連携オフィサーは「(競技を通じて)自分たちの技術がどのくらいのところにあるのか、さらに上を目指し、会社全体、社会全体のモノ作りの技術が高まっていくのが一番いい」と話しています。
各種目の上位入賞者は10月に高知県で行われる全国大会に進むということです。