山本由伸を指揮官大絶賛「最高の投球」 7勝目ならずも…貫禄のヤ軍斬り「ベストだ」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】

ロバーツ監督が褒めちぎる「見せてくれた奮闘は言葉では言い尽くせない」

■ドジャース 2ー1 ヤンキース(日本時間8日・ニューヨーク)

ドジャースの山本由伸投手は7日(日本時間8日)、敵地のヤンキース戦で7回7奪三振2安打無失点と好投した。味方の援護に恵まれずに7勝目こそならなかったが、チームの延長戦勝利に貢献。デーブ・ロバーツ監督は「ドジャースでベストの登板だった」と賛辞の言葉を並べた。

フォーシームは渡米後最速の98.4マイル(約158.4キロ)をマーク。これまでの97.2マイル(約156.4キロ)から1キロほど球速を上げるパワフルな投球だった。スライダー、スプリットも決まり、2回2死一塁から12者連続アウトを記録。今季最多106球で7回まで投げ切った。

チケット完売で、今季のヤンキースタジアム最多4万8048人が集まった。ポストシーズンを思わせる舞台で躍動した。ロバーツ監督は「彼は私たちが必要としていることを理解していた。最高の投球をしてくれた。今晩見せてくれた奮闘は、言葉では言い尽くせない」と褒めちぎった。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

© 株式会社Creative2