イングランドEUROメンバー巡り議論…英雄ルーニー、21歳の新鋭落選に「見たかった」

イングランド代表メンバーに反響【写真:ロイター】

EURO2024に出場する26名発表も…有力選手の落選が話題に

EURO2024に出場するイングランド代表はギャレス・サウスゲート監督のメンバー選考を巡ってさまざまな議論が起きている。代表OBのウェイン・ルーニー氏、ジョー・コール氏は選外となった選手たちについて言及している。英紙「デイリー・メール」が報じた。

EURO本大会の登録メンバーは各チーム26名。イングランド代表は事前に33名の候補者リストを発表し、そこから絞り込む形をとった。そして、サウスゲート監督は負傷を抱えていたマンチェスター・ユナイテッドのDFハリー・マグワイアをはじめ、トッテナムのMFジェームズ・マディソンやマンチェスター・シティのMFジャック・グリーリッシュといった有力選手を外す決断を下した。中でも経験豊富で、チームのムードメーカー的存在でもあるグリーリッシュの選外は大きな驚きをもたらした。

現役時代にチェルシーなどで活躍したJ・コール氏は「マグワイアは有力だったが、彼は怪我をしていた。ギャレス(・サウスゲート)も悩んだだろう」とマグワイアの選外については理解を示しつつも、「グリーリッシュが外れたのはサプライズだった。彼は長年中心選手だった。ギャレスはあのポジションでほかの選手のほうがいいパフォーマンスをしていると考えたのだろう」とやはりグリーリッシュのメンバー外に驚きを隠せない様子だった。

一方、イングランド代表通算119キャップで歴代最多2位の得点記録(53得点)を持つルーニー氏は「私は(ジャラッド・)ブランスウェイトがスカッドに入るのを見たかった。彼はエバートンで最高のシーズンを過ごした」と自身の古巣であるエバートンでブレイクした21歳のDFの名前が含まれなかったことを残念に感じていたようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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