【卓球】日本協会がパリ五輪の男女補欠発表 女子は木原美悠 伊藤美誠は選ばれず

卓球世界選手権団体戦では銀メダルを獲得した木原美悠

日本卓球協会は8日、パリ五輪の団体補欠に男子が松島輝空(17)、女子は木原美悠(19=ともに木下グループ)を選出したと発表。この日、都内で行われた理事会で決定した。

パリ五輪シングルスの代表入りを逃していた伊藤美誠(スターツ)は「これから五輪に出たい、金メダルを取りたい選手がリザーブとなって帯同するべきかなと思っている。リザーブは将来を背負っていく選手が経験すべきと思っている」と、かねて補欠入りを辞退する意向を示しており、順当な選考となった。

過去2大会の五輪では女子の補欠選手は、次回大会のメンバー入りを果たしている。2016年リオデジャネイロ五輪で補欠となった平野美宇(木下グループ)が、21年東京五輪に出場。東京五輪で補欠だった早田ひな(日本生命)は、パリ五輪にエースとして臨む。木原には、さらなる飛躍の期待がかかる。

卓球のパリ五輪代表は、男子が張本智和(智和企画)、戸上隼輔(井村屋グループ)がシングルス代表で、篠塚大登(愛知工大)が団体戦要員。女子は早田と平野がシングルスで、張本美和(木下グループ)が団体戦メンバーとなっている。

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