バレーボールネーションズリーグ(VNL)の2024福岡大会が6月4日、西日本総合展示場で開幕。世界のトップチームが熱戦を繰り広げる一方で、日本男子バレーの人気が急上昇している。
大会会場に隣接する出展ブース(あさの汐風公園)では、日本代表戦がある日に限り、さまざまなグッズを取り揃えている。販売時間は9時半からだというのに、6月8日の8時に売り場を訪れると、すでに大行列ができていた。
スタッフが「1分で在庫がなくなる」と驚きを隠せないほど、レアな商品がある。リベロの小川智大のグッズだ。在庫数がもともと少ないだけに大人気の石川祐希や高橋藍よりも先に売り切れるとのこと。そんな貴重なグッズを手に入れるために最前列で待っていた親子(娘Aさん、母Bさん)に話を伺った。
■何時から並んだ?
Aさん)3時からです。
■誰のグッズを買いに来た?
Aさん)小川智大選手です。
Bさん)石川祐希選手です。
■選手のどんなところが好き?
Aさん)なんでそこにいるのっていうところにいつもいる。試合とオフの時のギャップが好きです。
Bさん)もちろんプレーが一番なんですけど、インタビューを受けている時とかのシャイな感じが好きです。
■他にも気になる選手はいる?
Aさん)大塚達宣選手です。
Bさん)今回は代表登録されていませんが、永露元稀選手です。
■どこから来ましたか?
Bさん)長野県です。
■2人の関係は?
Bさん)親子です。
■入手困難だった代表戦のチケットは4試合すべて手に入った?
Bさん)今日のスロベニア戦の分だけとれて。
Aさん)全試合申し込んだんですけど、外れちゃって…。4戦目だけ当たりました。
■今日はどのグッズを買う予定?
Aさん)全種類買います。
Bさん)Tシャツとかタオルとか欲しいです。
■いくら使う?
Aさん)考えてないですね。たぶん10万は超えると思います。
Bさん)そのために働いてるんだもんね(笑)
大人から子どもまで楽しめるバレーボール。会場のどこを見渡してもファンの活き活きとした表情が印象的だった。なんとなく興味があるという人も、ぜひ大ブームに乗ってみてはいかがでしょうか。
取材・文●大田更紗(THE DIGEST編集部)