『冷凍したお肉』の賞味期限ってどれくらい?期間の目安や食べるべきではない状態・サインとは?

『冷凍したお肉』の賞味期限ってどれくらい?

特売日などでたくさんお肉を入手したとき、冷凍保存すると節約につながりますよね。しかし、冷凍したお肉にも賞味期限の目安はあります。

  • 牛肉…半年~1年
  • 鶏肉…約9か月
  • 豚肉…約半年

脂肪分は多いと酸化しやすいので、上記で紹介している期間よりも賞味期限は短くなります。目安となる期間内であっても、使用する前にお肉の状態をチェックして食べられるかを見極めましょう。

『冷凍したお肉』が出している、食べるべきではないサイン

冷凍したお肉の、食べるべきではないサインとは、以下のものがあります。

1.見た目が大きく変化している

冷凍したお肉の外見が大きく変化しているときは、劣化が進んでいる可能性が高いです。

  • 明らかに変色している
  • カリカリに乾燥していて、水分が抜けているのが目で見てわかる
  • 冷凍焼けがひどい
  • お肉の表面に、氷の塊がついている…いつ冷凍したのかよくわからない状態

いくら冷凍保存していたとしても、外見が大きく変化しているものは食材として使用するのに不安を感じますよね。食べられないわけではないにしても、食感や味がかなり落ちていることが想定されます。料理の仕上がりにも大きな影響を及ぼすことが想定されるので、破棄するのが無難です。

2.ニオイが出ている

冷凍してしまえば劣化しないし臭いも出ないと思っているかもしれませんが、そうではありません。冷凍することで劣化速度を落とすことはできますが、ゆっくりと劣化していっているのが現実です。

そのため、目安となる期限が迫っていたり、超えている場合は、ニオイを確認してみましょう。

冷凍の時点で腐敗臭がしている場合は、燃えるゴミの日に解凍しないまま密閉して可燃ごみとして処理するのがおすすめです。解凍してニオイを確認したとき違和感があるときも、お肉の劣化が進んでいるといえるので、調理しせずに破棄してください。

3.触感が異なる

冷凍したものは、なんでもカチカチになるというわけではありません。劣化が進むと、下記のような触感になることがあります。

  • 感じたことのないぬめり
  • 本来ないべたつき

冷凍の段階でこのような異変があれば、すぐに破棄しましょう。解凍後に上記のような異変に気が付いたら、異臭がしているときと同じように潔く破棄してください。

お肉を長く冷蔵保存する方法

購入したお肉を、できるだけ長く安全に鮮度を保った状態で冷凍するためには、以下の方法を試してみてください。

  • 購入当日など、鮮度が高い状態ですぐに冷凍する
  • 素手でお肉を触らず、ゴム手袋などを使用して小分けにする
  • 急速冷凍して、短時間で冷凍する
  • ラップなどで小分けにして、空気が触れないようにする
  • トレーから取り出して冷凍する
  • ドリップを拭き取って冷凍に回す

冷凍したお肉は、長期保存には限界があるものの、マイペースに消費できるので非常に重宝します。鮮度を保つためにも、冷凍するまでの手順や正しい冷凍方法を身につけ、お肉を無理なく消費しましょう。

まとめ

冷凍したお肉にも賞味期限の目安があるので、お肉の種類別に目安を把握しておきましょう。冷凍していてもお肉は劣化することがあるので、劣化サインを見逃さないよう注意してください。

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