日本男子バレーが“世界ランキング3位”に浮上! アメリカがカナダに敗れて「-13.20」の大幅ポイントダウンで5位に転落【ネーションズリーグ】

現地6月8日、カナダ・オタワで開催された男子バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)でカナダ代表(世界ランキング12位)がアメリカ代表(同3位)にセットカウント3対1(25-16、19-25、26-24、28-26)で勝利した。

これによって世界ランキングにも変動があった。カナダが「+13.20ポイント」を得たのに対して、アメリカは逆に「-13.20ポイント」の大幅ダウン。この日福岡でのスロベニア戦に勝利して4位に再浮上していた日本は、アメリカが5位に落ちたことを受け、さらに3位に上昇した。

日本がすでに出場権を得ているパリ五輪本大会は、組み分け抽選において、今大会1次ラウンド終了後に確定する世界ランキングの順位が指標となる。五輪本大会の男子バレーボールには12か国が出場し、3組に分かれて総当たりの1次リーグを戦う。グループAに開催国フランス、Bに世界1番手、Cに世界2番手が入ることが決まっており、後は3~5番手、6~8番手、9~11番手が抽選で順々に振り分けられていくレギュレーションだ。

各組上位2チームと各組3位のうち成績上位2チームの計8チームが準々決勝に進出するだけに、少しでも世界ランキング上位の強豪国との同居は避けたい。日本としては残る4試合で「5位以内」を維持して第2グループには食い込みたいところだ。
日本時間6月9日午前8時時点の最新世界ランキング・トップ13(★=五輪出場決定国。カッコ内はVNL試合消化数)は以下の通り。

【男子バレーボール・最新世界ランキング】
1位:ポーランド★ 410.36ポイント(8)
2位:イタリア 366.21ポイント(7)
3位:日本★ 348.41ポイント(8)
4位:ブラジル★ 342.82ポイント(8)
5位:アメリカ★ 338.77ポイント(8)
6位:スロベニア 332.59ポイント(7)
7位:フランス★ 318.20ポイント(7)
8位:アルゼンチン 304.96ポイント(6)
9位:カナダ★ 252.19ポイント(7)
10位:キューバ 250.64ポイント(8)
11位:セルビア 245.34ポイント(6)
12位:ドイツ★ 241.76ポイント(7)
13位:オランダ 220.48ポイント(7)

構成●THE DIGEST編集部

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