韓国のノージャパンに打ち勝った日本車、5年ぶりシェア2桁を記録

6日、韓国・ノーカットニュースは「今年は韓国内の輸入車登録台数が前年より減少しているが、日本車は5年ぶりに2けたのシェアを記録している」と伝えた。

2024年6月6日、韓国・ノーカットニュースは「今年は韓国内の輸入車登録台数が前年より減少しているが、日本車は5年ぶりに2けたのシェアを記録している」と伝えた。

韓国輸入自動車協会(KAIDA)によると、年初から5月までに登録された輸入車のうち日本ブランドが占める割合は10.2%で、前年同期より1.9ポイント上昇した。日本車シェアが10%を超えたのは19年の1~5月(21.7%)以来。

今年1~5月の日本車の登録台数も前年同期比17.0%増加の1万260台を記録した。11~5月の日本車登録台数が1万台を超えたのも19年以来となる。

19年7月に日本製品不買運動(ノージャパン)が広がった影響で、日本車の販売台数も急減した。最近は日韓関係が改善されつつあることに加え、EV(電気自動車)市場の需要鈍化でハイブリッドカーが改めて注目されたことが日本車の躍進につながったと分析される。中でも「レクサス」が好調で、今年の車種別輸入車累積登録台数ではレクサス「ES」(2960台)が全体の5位に入っている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ホンダは不買運動後も売れないままだし、日産は撤退。トヨタだけが生き残ったね」「レクサスは名車だ。それは認めよう」「日本車の耐久性は世界最高だ」「反日を叫んでる人もレクサスに乗っている。どんなに否定的に見ようとしても、それを飛び越えるほど日本車は信頼できるということだ」「12年乗ってるけど、故障はないし急発進もしないし。韓国車は日本車からもっと学ぶべきだ」「ノージャパン当時、日本のある経営者が『時が経てばノージャパンはすぐに立ち消える』と言ってたけど、そのとおりだな」などのコメントが寄せられている。

また、トヨタなど日本の自動車メーカーが国の認証試験で不正を行っていた問題に触れた「トヨタのニュースについては報じないのか」「それでも日本車は信用できるって?」などの声も上がっていた。(翻訳・編集/麻江)

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