マンチェスター・U、人気銘柄ブランスウェイトの獲得を目指す エヴァートンは巨額の移籍金を要求か

写真:マンチェスター・U移籍の噂があるブランスウェイト

マンチェスター・ユナイテッドは、エヴァートンに所属するイングランド代表CBジャラッド・ブランスウェイトの獲得を今月中に成立させたいと考えているという。地元メディア『Liverpool Echo』が報じている。

今シーズン、オランダのPSVから復帰したブランスウェイトは、エヴァートンで公式戦41試合に出場。UEFA EURO 2024(ユーロ2024)本大会の最終メンバーから外れたものの、3日に行われたボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦でイングランド代表デビューを飾り、成長を遂げたシーズンとなった。

今夏エヴァートンは、ブランスウェイトの慰留に努める計画のようだが、マンチェスター・ユナイテッドがブランスウェイトの引き抜きを試みるようだ。ユーロ2024本大会の登録メンバーから漏れたため、今月中の契約成立が可能と見られており、獲得に向けて動くという。

『Liverpool Echo』によると、エヴァートンはブランスウェイトの安価での放出を考えておらず、巨額のオファーが届いた場合のみ、交渉に応じるという。エヴァートンは過去に取引の行われた、ハリー・マグワイア(レスター→マンチェスター・ユナイテッド)、ウェズレイ・フォファナ(レスター→チェルシー)、ヨシュコ・グヴァルディオル(RBライプツィヒ→マンチェスター・シティ)の移籍金を参考にしているようで、7000万ポンド(約139億円)から8000万ポンド(約159億円)を求めるという。

ブランスウェイトは、21歳の左利きCBであることから移籍金が高騰することが予想される。マンチェスター・ユナイテッドはブランスウェイトの獲得を目指しているものの、ユヴェントスに所属するグレイソン・ブレーメルや、レヴァークーゼンのエドソン・タプソバも獲得候補として動向を追っているようだ。

またエヴァートンは「収益性と持続可能性に関する規則(PSRs)」を遵守するために、今月中の選手売却に迫られていると報じられている。ブランスウェイトの他に、ベルギー代表MFアマドゥ・オナナや、ドミニク・カルヴァート=ルーウィンが売却候補として挙げられている。

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