仏戦闘機、ウクライナに年内供与 パイロット訓練へ

Ingrid Melander John Irish

[パリ 7日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、フランスのマクロン大統領が仏戦闘機「ミラージュ2000─5」を供与する計画を明らかにしたことを受け、早期の実現に期待を表明した。

マクロン氏は戦闘機の機数を明らかにしなかったが、年内に供与し、パイロットを訓練すると述べた。フランスはミラージュを保有する他国にも供与を呼びかけたい考えだ。

ゼレンスキー氏の訪仏に先立ち、外交官らは仏政府がウクライナに軍の訓練要員を派遣することに合意する可能性があると述べていた。

マクロン氏は、フランスがまずウクライナ兵4500人の部隊の訓練や装備、資金提供を担う見通しだとした。ただ、アドバイザー派遣について現時点では発表を控え、集団的な決定に基づいて行われるだろうと述べた。

ウクライナ国防相からパートナー国に対し、国内で迅速に訓練を行うため一段の支援が必要という要請があったとも強調した。

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