「エンドリッキは選ばれし者」劇的ヘッド弾でセレソンに勝利をもたらした17歳逸材に西紙注目「永遠の夢の中に生きている」

17歳の神童が、勝利をもたらすゴールを決めた。

ブラジルは現地6月8日、国際親善試合でメキシコと対戦。2点を先行するも、終盤に追いつかれる。このままドローかと思われた90+5分、決勝点が生まれる。

スコアラーは、今夏のレアル・マドリー入りが内定しているエンドリッキ。ヴィニシウス・ジュニオールのクロスから巧みなヘディングシュートを流し込んだ。

【動画】ヴィニシウスJrのお膳立てからエンドリッキがヘッドで決勝弾!
スペイン紙『as』は「エンドリッキは選ばれし者」と題した記事で、セレソンで3戦連発を果たした若者の活躍を伝える。

「エンドリッキがブラジルに勝利をもたらしたのはロスタイムで、メキシコが反撃する時間は残されていなかった。このストライカーは、ヴィニシウス・ジュニオールの完璧なクロスからボックス内でセンセーショナルなヘディングシュートを決め、この上ないタイミングで勝利を決定づけた。レアル・マドリーの新ストライカーは、彼が知っている最善の方法で問題を解決した」

得点後に喜びを爆発させるエンドリッキ。記事では「パルメイラスで鍛えられたこの選手は、まるでコパ・アメリカの決勝戦であるかのように、シャツを脱いで喜んだ。エンドリッキは永遠の夢の中に生きているのだ」と記す。

間もなく“白い巨人”の一員となるクラッキに、地元メディアも注目している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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