タレントの藤本美貴さんが6月4日にYouTubeチャンネルを更新。視聴者のお悩みに回答する動画を公開しました。
たびたび視聴者からのお悩みに答える動画を公開している藤本さん。
今回のテーマは“友達のお悩み”です。
30代の相談者から、以下のお悩みが寄せられました。
《友達と会っているとき、とても楽しくおしゃべりをしているのですが、帰ってから「自分の発言で友達を傷つけてしまったのではないか」「マウントを取った言い方をしてしまった」と反省することが多々あります》
《実際、他の子どもと比べて、自分の子どもの良いところなどを言って自慢したり、「家事育児に積極的な旦那だ」などと遠回しに言っていると思います》
《ただ自分の好きな人を良いように言っているだけとも思いますが、やはりこれはマウントを取っていることになりますでしょうか?》
《こういう発想になる私は友達をなくすでしょうか?》
《ミキティの意見をお聞かせください》
藤本さんの回答は?
そもそも自分の発言がマウントなのかどうかは、相手の受け止め方にもよると指摘した藤本さん。コミュニケーションを取る中で、相手の出方を見極める必要があると語りました。
「マウントってさ、もはや相手の取り方みたいなところもあるじゃん」
「こっちは別にホントにふつうに喋ってても『え? マウントじゃない?』って思う人と、普通に『え〜そうなんだ。いいね〜!』って言える人と、人によって受け取り方が違うから、難しいけど」
「その友達を誘っても断る機会が多くなってきたら、(自分の発言は)マウントだったんだなっていう感じじゃない?」
ただ、話した後に落ち込むのであれば、自慢話の量を減らすことを勧めました。
「でもなんか、反省するぐらいだったら、ちょっと量を減らしたらいいんじゃないかなって思うかな」
中には露骨なマウント発言をする人もいると実体験を明かした藤本さん。普通に会話をしているのであれば、そこまで気にする必要はないと分析しています。
「でも確実に嫌なやつだなっていうトークあるじゃん」
「私のママ友っていうか、幼稚園が同じ人で、なんか車が外車か国産車かで(品定めをして)『あの人の家は〇〇なんだね。うちは〇〇だから』みたいな……いるのよ、たまに」
「『そんな学生みたいな人いるんだ!』って思うけど、本当にいろんな人がいるから」
「そういう明らかに『なにその発言?』みたいなことじゃなくて、普通の会話をしてるんだったら気にする必要ないのかなと思うけど、それで悩んじゃうんだったら、ちょっとだけ(自慢話を)減らしたらいいのかなって思いますよね」
藤本さん自身は「全然マウント派」なんだとか
そもそも日本では謙遜を美徳とする価値観があるため、他人の前で家族を褒める発言は「自慢話」のように受け止められてしまう可能性も指摘しました。
「自慢話みたいに聞こえちゃうのかもね。なんかこう、日本的な感じなのかも」
「悪口言って楽しむよりも、海外って『うちの奥さん、素敵だろ!』みたいな。そっちにあまり馴染まないのかな」
ちなみに藤本さんは自身について「マウント派」だと言い切り、人と話す時も家族を褒めたり、相手の家族のことも褒めているそうです。
「私は全然マウント派。マウントなのかわかんないけど『うち全然やってくれるよ』とか、良いことも言うし」
「(逆に)『それはやってくれない。すごいね!』とも言うし」
また、相手の愚痴や悩みを聞いているときに自分の話を被せてしまうと、嫌な気持ちにさせてしまうと語りました。その場合は、「相手の話を聞くターン」を増やすと良いとアドバイスしています。
「相手の方がさ『うちの旦那、こういうことやってくれなくてさ』って言ってるのに、『うちはね!』って良いことばかり言われると、なんか『うちの旦那って……』みたいな、嫌な気持ちになるのかも」
「(話を)聞くターンを増やしたら『あ、いまこっちの方向性の話をしてるな』って寄り添いつつ、自分の話もいい話もしていくとかだったらいいのかもね」
最後に藤本さんは、たくさんの友達の悩みを聞いた感想を述べて動画を締めくくりました。
「(友達が)少なくて悩んでるって言う人もいればさ、友達とうまくいかなくて悩んでる人もいるから、そう考えたらあんまり多くなくてもいいのかもって思っちゃったかも」
「だって友達が多ければ多いほど、悩みも増えることもあるかもしれないから。なんか、自分の適量を知るってのは大事だと思いますね」
藤本さんは他にも動画の中で「娘が友達グループで仲間はずれにされた」「ママ友にハブられている……」などの悩みにもアドバイスしています。
この相談に大反響!
視聴者からは
「最後の相談、マウントめちゃくちゃわかる。気を遣って自分の話をベラベラと喋って、毎回どっと疲れて反省会」
「聞かれたら答えるでいいと思います。『旦那さん家事やってくれる?』て聞かれれば『やるよー』で良いし、自分から『うちの旦那はー』って言い出すとマウントっぽくなる気がします!」
「自分が1番うまくいかなくて悩んでいるときに、そのことについて『上手くいってるの〜』って話をされたときは、マウントだーと思ってしんどくなりました」
などのコメントが寄せられています。