ワークマン「防水サファリシューズ」3年間「履きたおし」の結果! 新作との比較も

長靴には見えないオシャレなレインシューズ「防水サファリシューズ」(撮影:村澤 彩代)

梅雨に絶対外せないのがレインシューズ。レインシューズはさまざまなものが販売されているが、筆者が3年間愛用しているのはワークマンの「防水サファリシューズ」。アウトドア用に購入したものの、日常生活でも雨の日は必ず履く定番シューズとなった。

■普段使いできるレインシューズ

筆者のものは購入してから3年が経過しているが、ほとんど劣化がなく、店頭に並んでいるものと比べても遜色がない。小さな傷がついている程度で非常にきれいな状態だ。

靴底を見ると、所々小さな溝は擦り切れているように見えるが、大きな溝はしっかりある。素材も硬くなったり、柔らかくなったりということもない。

現在は2,300円(税込)で販売されているが、3年前は1,500円(税込)で購入。安く購入でき、高コスパだと思っていたが、ここまで丈夫なシューズとは予想もしてなかった。

●防水サファリシューズを愛用しているワケ

防水サファリシューズを選んだ一番の理由は、レインブーツに見えないデザインであること。極端に言えば、晴れの日に履いていてもそれほど違和感を感じない。ハイカットの編み上げデザインがパンツにもスカートにも合わせやすい。子どものお迎えや普段の買い物、お出かけなどどんなシーンでも使える。

ゴム素材のうえ、履き口も広いのですっぽり足が入り、紐を緩めずに簡単に履ける。ズボンの裾をインできるのもよい。

大きな水たまりに足を入れたり、ゲリラ豪雨のような大雨でなければ、靴内に水が入ってくる心配はない。また、汚れても水洗いだけで簡単に汚れが落ちる。しかも乾くのも早い。

●ちょっと不便なところも

とはいえちょっと不便な点もある。レインシューズによくあることだが、濡れたマンホールや側溝の金網の上を歩くと滑りやすい。苔の上や山の斜面などは滑るので、やめておいたほうがよさそうだ。

また、ハイカットであるため、足首の一部が擦れて痛くなることも。タイツを履いていると、伝線する可能性もある。長い靴下を履いたり、パンツの裾をインするなどして対処している。

ワークマン 防水サファリシューズ
価格/2,300円(税込)
カラー/ブラック、オリーブ
サイズ/S〜3L

●レディース用の防水サファリシューズもある

「防水サファリシューズ」には、女性専用モデルでデザインが似ている「レディース防水サファリシューズ」も店頭のみ販売している。

「防水サファリシューズ」は、23.5cmからのサイズ設定だが、「レディース防水サファリシューズ」は22.0cmからあり、サイズ展開が異なる。またカラーバリエーションも異なるので、サイズが合えば、好みで選んでみてもよいだろう。小さめのサイズがあるので、子どもにもおすすめだ。

ワークマン レディース防水サファリシューズ
価格/2,300円(税込)
カラー/ブラック、クリーム
サイズ/S〜L

■新作「防水サファリサイドゴア」と「防水サファリシューズ」比較

「防水サファリシューズ」がカジュアルなデザインなのに対し、「防水サファリサイドゴア」はシンプルなデザイン。ビジネスやフォーマルな服にも合わせやすい。ただフラットなデザインなので、傷は少し目立ちそうだ。

価格は「防水サファリシューズ」よりも400円安い1,900円(税込)。ワークマンらしい手頃な価格設定がうれしい。

履き口のサイズは、ほぼ変わらない。「防水サファリサイドゴア」は一見履きにくそうに見えるが、両サイドにゴムがついているので、伸縮性があり簡単に履ける。どちらも男女兼用で、サイズ展開が豊富。23.5〜28cmまで対応している。

靴底の形状は、「防水サファリサイドゴア」のほうが細かい凹凸が目立つ。実際歩き比べてみると、「防水サファリサイドゴア」はグリップ力が高く、雨の日でも滑りにくいように感じた。デザインはタウンユース向きだが、アウトドアでもしっかり使えそうだ。

ワークマン 防水サファリサイドゴア
価格/1,900円(税込)
カラー/ブラック、ブラウン
サイズ/S、M、L、2L、3L

■雨でもレインシューズでコーディネート

ワークマンのレインシューズは、手頃な価格で足元のオシャレを叶えてくれる雨の日に最適なアイテム。カジュアルとフォーマルどちらにも使えるので、アウトドアだけでなく毎日のお出かけにもワークマンを取り入れてみてほしい。

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