【中日】1番・カリステの逆転打で連敗ストップ 立浪監督「みんなつないでいい形で試合を運べた」

中日・カリステ

中日は9日の楽天戦(バンテリン)に3―1で逆転勝利。この日敗れれば借金は今季最多の「6」となるところだったが、オルランド・カリステ内野手(32)の逆転適時打などで連敗を止めた。

中日は1点を追う4回、板山、宇佐見の連打で無死一、三塁のチャンスをつかむと村松の犠飛で同点に追いついた。さらに松葉の送りバントで二死二塁となった後、カリステが左中間へ適時二塁打を放ち逆転。5回にも宇佐見の左前適時打で追加点を挙げると松葉―藤嶋―清水―松山―マルティネスの継投でリードを守り切った。

連敗ストップに立浪和義監督(54)は「みんなつないでいい形で試合を運べたと思います。(カリステは)今日1番に打順を持っていったんですが、それがいいところで打ってくれた。(3安打の)板山も久しぶりのスタメンで守備もそうだし、打つ方でもいい働きをしてくれた」とホッとした表情。11日からは敵地で日本ハム、ロッテとの6連戦。「日本ハム、ロッテと好調なチームだと思いますが、残りの交流戦を何とか勝ち越して終われるように全力で頑張っていくだけです」と指揮官は言葉に力を込めた。

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