日本フットボールリーグ(JFL)は9日、各地で第11節6試合を行った。11位ラインメール青森は青森市のカクヒログループアスレチックスタジアムで12位ソニー仙台と対戦。2-0で勝ち、今季ホーム初白星を挙げた。通算成績は3勝6分け2敗の勝ち点15で、順位を9位に上げた。
ラインメールは前半6分、FW村上がゴール前で相手のバックパスを奪うと、右足で今季初ゴールを決めた。後半19分には、DF岸田の右クロスを受けた途中出場のFWエドワルドが混戦からシュートをねじ込み、2-0とリードを広げた。
試合を通じ、MF松本と岸田が攻守の要となり主導権を渡さず。空いたスペースに効果的なパスを入れられる場面もあったが、最後まで体を張った守備で今季初の連勝を飾った。柴田監督は「前線にはトレーニングでも生きのいい若手もいるし、試合の中でパフォーマンスの高い選手もいる。いい競争が生まれれば、より活性化する。目の前の試合を全力で戦い、勝ち点3をもぎ取っていく」と闘志を燃やした。
次節は16日午後1時から浜松市のHonda都田サッカー場で、5位ホンダFCと対戦する。