32歳左腕が「投げる芸術品」 歴史的「5/271」…“自分超え”に衝撃「意味わからん」

ヤクルト戦にr登板した日本ハム・加藤貴之【写真:小池義弘】

日本ハムの加藤貴之、与四球率0.64で自身が持つ日本記録を更新するペース

■ヤクルト 1ー0 日本ハム(9日・神宮)

日本ハムの加藤貴之投手が、自身の持つ日本記録を更新するペースに突入している。9日に神宮球場で行われたヤクルト戦に先発登板し、7回5安打無失点も勝ち負けつかず。それでも5試合連続の無四球で、与四球率は0.64まで改善した。

初回、先頭の西川に中前打を許したが、丸山を一ゴロ、長岡を空振り三振、村上を左飛に打ち取った。2回から4回までは3者凡退。5回は先頭のサンタナに中前打も、1死からオスナを二ゴロ併殺で結局3人と、凡打の山を築いていった。

2022年には、147回2/3を投げて与四球11。シーズン最少与四球数と与四球率0.67で日本記録を更新した。さらに、今季は70回2/3を投げて与四球5。271人の打者と対戦して与四球率0.64と、自身のレコード更新に期待がかかりそうだ。

史上最強のコントロールにSNS上のファンも反応。「こんなん無理ゲー」「そりゃ打てんわ」「もう投げる芸術品」「意味わからんな」「AIか何かでコントロールでもされてるん?」「自分自身との戦い」との声があがっている。(Full-Count編集部)

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