強豪争奪戦のAZ菅原由勢が去就を説明「自分が成長できる場に身を置きたい」

日本代表DF菅原由勢

欧州各国の強豪クラブから関心が寄せられている日本代表DF菅原由勢(23=AZ)が、去就問題の現状を明かした。

森保ジャパンは9日、北中米W杯アジア2次予選シリア戦(11日、広島)に向けて広島市内で練習を行った。練習後、菅原が取材に応じた。

菅原は今夏のステップアップが予想されており、イングランド・プレミアリーグのブライトンやエバートン、ドイツ1部ボルフスブルク、そしてイタリア1部の王者インテルや欧州リーグ(EL)を制覇したアタランタ、ラツィオなど名だたる強豪が獲得に向けて動いていると現地で取りざたされている。

移籍について菅原は「最初にAZに入った時から、世界のトップを目指して欧州に足を踏み入れたのは間違いない。常に新しい自分になる、レベルアップさせるというところは重心を置いてやってきた」とステップアップに強い意欲を見せて、こう続けた。

「まだ先のことは決まっていないけど、しっかりと自分が成長できる場に身を置きたいと思っている。それが結果的にいい移籍か、失敗と言われるような移籍かは、自分が行って結果を残すか残さないかだと思う。しっかりキャリアを考えた上で、いい決断だったと言えるような移籍ができるかもしれないし、もしかしたらできないかもしれないし…。まだまだ全然不透明なところがあるので、そこは何も考えず、まずは代表の試合を考えたい」と悩める現状を吐露した。

菅原の新天地は果たしてどこになるのか注目が集まる。

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