「よく揃えたな」「オールスター級メンツ」福岡からパリ切符目指す日本女子バレーに強力援軍! 歴代レジェンドに大興奮の声!【ネーションズリーグ】

パリ切符を懸けた”ラストチャンス”に歴代レジェンドがパワーを送っている。

バレーボールの「ネーションズリーグ(VNL)」は6月11日から、女子の第3週である福岡ラウンド(北九州市・西日本総合展示場)が開幕する。今夏のパリ五輪出場権を懸けた熾烈な戦いが、いよいよ佳境を迎える。

すでにパリ五輪の出場切符を得ていた男子は、8日まで同会場で行なわれていた福岡大会が終了した。連日超満員でチケットは即完売。グッズも爆発的な売り上げを記録し、入手困難になるほど異様な熱気に包まれた。

日本男子は熱烈な応援を背に4戦3勝と勝ち越し、最終日には大会6連勝中のスロベニア代表を3-1で撃破するなど、人気だけでなく実力も発揮。日本時間9日時点では世界ランク3位に浮上し、強豪国も無視できない存在となっている。

一方、まだパリ切符を掴めていない世界ランク6位の日本女子は、12日の韓国戦から運命の4試合に臨む。五輪のバレーボール女子の出場枠「12」のうち、すでに7か国(開催国のフランス、アメリカ、トルコ、ブラジル、セルビア、ポーランド、ドミニカ共和国)の出場が確定済み。今大会で残る5つの出場枠に滑り込むには、予選ラウンド終了時の6月17日付の世界ランクでアジア最上位になるか、もしくは五輪出場権獲得チームとアジア枠とアフリカ枠を除く上位3チーム以内に入ることが条件となる。ゆえに、最終決戦となる福岡ラウンドでパリ五輪の出場可否が決まる、まさに大一番なのだ。
そんな日本に心強い援軍が、パリ行きを後押ししている。『買取大吉バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会』の公式X(旧ツイッター)は、11日からスタートする女子の福岡ラウンドを告知するスペシャル動画を公開。「パリへの切符をかけた戦い」と銘打たれ、第1週・トルコ大会から前週のマカオ大会まで6勝2敗で歩んだ日本代表の軌跡を短いハイライトで振り返っている。

そして、「声援が選手の力に」というテロップの後には、「福岡からパリへ」という合言葉で、女子スピードスケートの高木美帆(平昌、北京五輪金メダリスト)、フィギュアスケートの鈴木明子(バンクーバー、ソチ五輪代表)、トランポリンの森ひかる(東京、パリ五輪代表)が登場。さらには石井優希、新鍋理沙、狩野舞子、木村沙織、荒木絵里香、竹下佳江、迫田さおりの歴代日本代表メンバーがエールを送り、最後は再び「福岡からパリへ」という言葉を添えて、1分55秒の動画は終了した。

特に動画後半の元バレーボール日本代表が揃った超豪華な顔ぶれにSNS上では、「豪華過ぎる」「メンツが凄すぎ」「よく揃えたよね笑」「バレー以外からの女性アスリートも強力。しかも、みんな五輪経験者はよき」「パリ五輪を目指して頑張れ!」「元バレー日本代表のメンバーがオールスター級で震えるのだが」など、驚きの声が溢れた。

男女アベックでの五輪出場へ――。福岡で、すべてが決着する。

構成●THE DIGEST編集部

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