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大相撲夏場所を休場した小結の朝乃山関(30)=富山市出身、高砂部屋=は9日、富山市のオークスカナルパークホテル富山で開かれた地元後援会の激励会で、7月の名古屋場所(14日初日・ドルフィンズアリーナ)に出場する決意を示し、「出るからには優勝を目指す」と宣言した。
紫色の着物姿の朝乃山関は、同じ高砂部屋の呼び出し、利樹之丞さんの拍子木で入場。会場から大歓声と拍手が巻き起こった。
4月の春巡業中の稽古で右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷のけがを負い、約3年ぶりの三役復帰が決まっていた夏場所を全休した。「悔しい思いをした。名古屋場所は皆勤し、出るからには優勝を目指して稽古から頑張る。応援をよろしくお願いします」とあいさつした。
激励会は、朝乃山富山後援会(奥野博之会長)が毎年2月に実施している。今年は、元日の能登半島地震の影響で延期されていた。昼と夜の2部制で開き、会員ら約600人が参加した。
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