京成電のOLC株削減、グラス・ルイスが英ファンドの株主提案支持

Rie Ishiguro

[東京 10日 ロイター] - 米議決権行使助言会社グラス・ルイスは10日、京成電鉄にオリエンタルランド(OLC)株の持ち分比率削減を求めた英投資ファンド、パリサー・キャピタルの株主提案に支持を表明した。

パリサーによると、同社は京成電鉄の普通株式1.98%を保有する第6位株主。OLC株の持ち分比率を15%未満に削減することなどを求める株主提案を4月に提出した。

グラス・ルイスはこの提案について、京成電鉄が段階的に株式を売却する上で柔軟性を提供し、同社の長期的な戦略と一致していると指摘。「包括的かつ説得力がある」と評価したという。

京成電は27日に定時株主総会を開く。京成電はパリサーの提案に反対を表明している。

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